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富士ゼロックス ドキュメントサービスフォーラムが拡大本を全国盲学校へ寄贈
ニュースリリース|富士ゼロックス|
富士ゼロックス株式会社 (本社:東京都港区赤坂9の7の3、山本忠人代表取締役社長、資本金200億円)のプロダクションサービス機器のユーザー企業で構成される会員組織「ドキュメントサービスフォーラム(Document Service Forum=DSF、林田桂一会長、株式会社東京文久堂 代表取締役社長、事務局・富士ゼロックス株式会社)」は、 社会貢献活動の一環として、拡大本を2008年2月8日より順次、全国71校の盲学校に寄贈いたします。
拡大本とは、弱視児童や生徒のために、一人ひとりの視力に合うように、教科書の文字や絵を大きく写した手作りの本です。DSFはフォーラム内に自主研究会である社会貢献活動研究会を立ち上げ、2000年よりこの拡大本の普及に努めており、今回、全国にわたるDSFのネットワークを活かして全国の盲学校へお届けさせていただきます。
寄贈いたしますのは、小学校一年生から中学三年生向けまでの拡大漢字字典9種類と拡大版日本国憲法をあわせた10種類で、全国70の盲学校と1高等盲学校の計71校に寄贈いたします。拡大漢字字典のデータは、北海道札幌市の拡大写本ボランティアグループ「ふきのとう文庫」から提供いただきました。弱視児童・生徒が漢字学習にさまざまな困難を抱えているということを踏まえ、正しい漢字を少しでも見やすい文字で見てもらいたいという目的で作成されたもので、各学年の学習漢字を学年別の9分冊でまとめてあり、音読み、訓読みも併記されています。また、拡大版日本国憲法は、日本国憲法条文に解説文を加えた原稿をDSFで作成したものです。これらのデータをDSF会員企業の出力機器を使って出力、製本いたします。
拡大本の作成はおもにボランティアの方々が行なっているのが現状で、拡大本の普及が進むにつれて、ますますボランティアの方々への依存度が高くなり、負担になりつつあります。
このような現状を十分に認識し、拡大本が簡単に入手できる環境を一日でも早く整えていくべきだと考え、その一助を担うために、DSFで全国の盲学校に拡大本を寄贈していくことによってその必要性を広く理解していただき、また、社会に対して拡大本の認知度を高め、弱視の方々にも読みたい本が自由に購入できることを目指して活動を続けてまいります。
◆弱視者とは 眼鏡などで矯正しても視力が0.3以下で、視覚上の社会生活は可能であるものの、不自由をきたしている人です。弱視者の物の見え方は、視野の欠損や狭窄、色弱をあわせもっている場合が、ほとんどであり、弱視者が10人いれば10通りの見え方があると言われています。
<ドキュメントサービスフォーラム(DSF)について>
全国のグラフィックアーツ業界の企業が、オンデマンド印刷時代のデファクトスタンダード作りを目指して、新しい技術・市場・事業を研究し、事業の繁栄を図ることを目的としたフォーラムです。会員各社のコラボレーションによるビジネスに直結したフォーラムであり、「参加し続けられること」をコンセプトとして活動しています。正会員48社、協賛会員2社、賛助会員2社で構成され、賛助会員の1社である富士ゼロックスは事務局として参画し、会員各社のコラボレーションを推進するためのコーディネート、環境のご提供を通じてサポートしています。
ドキュメントサービスフォーラム(DSF)の活動をご紹介するサイトはこちら:
http://www.plaza-edsf.com/dsf/
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- 富士ゼロックス ドキュメントサービスフォーラムが拡大本を全国盲学校へ寄贈 2008.02.07 木曜日 nejinews