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ボンバルディア、ポルトガルのグルーポSATAからQ400を4機受注

ニュースリリース|ボンバルディア|

 ボンバルディア・エアロスペース(本社:カナダ、トロント)は3月末、ポルトガル、アゾレス諸島のポンタデルガーダ市にあるグルーポSATA(Sociedade Acoriana de Transportes Aereos)社が、傘下にある地域航空会社SATAエア・アゾレス社用にQ400型機4機の購入契約に署名したと発表しました。

 今回の確定受注金額は、約1億1300万USドル(Q400型機の表示価格ベース)となります。SATAエア・アゾレス社は、創業60年余りで、現在アゾレス諸島全9島を始め、マデイラ諸島、カナリア諸島でも就航しています。同社に納入するQ400型機は80座席仕様となります。

 グルーポSATA会長アントニオ・ゴメス・デ・メネゼス氏は「当社では、今持っている機材を何年も使用してきました。そろそろ新技術を盛り込んだ機材、経済性の高い機材に更新する時期にさしかかっています。ボンバルディアQ400型機は、乗客定員・貨物積載量の拡大、キャビンの快適性、低い燃料消費、高い環境適合性など、当社の要求をすべて満たしています」と述べています。

 契約の締結は3月下旬にポンタデルガーダで行い、SATA側からゴメス・デ・メネゼス始め担当者らが出席し、ボンバルディア社側から営業担当上級副社長ジム・デイリーほか5名の役員が参加しました。

 ボンバルディア・リージョナル・エアクラフトの社長、スティーブン・リドルフィは「このところターボプロップ機市場が見直されていますが、この動きはQ400型機が牽引しています。SATAエア・アゾレス社が機材更新で同機を選んでくださり喜んでおります。Q400型機は、運航費用が低く、ジェット機なみのスピードを誇り、キャビンの快適性がきわめて高く、短・中距離のリージョナル航空会社にとって理想的な航空機です」と述べています。

 今回発表した注文数を加えると、Q400型機の確定注文数の累計は300機に達しました。このうち、2008年1月31日現在引渡しを終えているのは190機です。グルーポSATA社は、ボンバルディアにとって今年5番目の新しいカスタマーです。

 ▽ボンバルディアについて
 ボンバルディアは、リージョナル航空機、ビジネス・ジェット機から、鉄道輸送の機材、システム、サービスに至るまで、画期的な輸送ソリューションを提供する世界屈指のメーカーで、カナダに本社を置くグローバル企業です。2007年1月期の総売上高は148億USドルであり、トロント証券取引所に上場しています(取引コードBBD)。ボンバルディアは、Dow Jones Sustainability Worldと同North Americaの2指標の対象銘柄に組み込まれています。ニュースと情報については、www.bombardier.comを御覧ください。

Bombardier、Q400およびNextGenは、ボンバルディア、あるいはその子会社の登録商標です。

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