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　ダイキン工業株式会社（本社：大阪市）は、平成２０年４月１日に、梅田センタービル『クリスタルホール』（大阪市北区中崎西２-４-１２）で、平成２０年度入社式を行い、井上礼之会長兼ＣＥＯが次のように訓辞しました。

＜井上会長訓辞（要旨）＞
　当社グループは、グローバルに急ピッチに事業拡大をしており、質的人材が不足しています。多くの社員がこれまで経験をしたことのない仕事に挑戦しています。みなさんは、そんな真っ只中に入社されました。ようこそ、ダイキンへ。心から歓迎したいと思います。

　当社は「人を基軸に置いた」経営の下、競争力の源泉は人の力しかないと考え、信じあえる仲間とのチームワークでここまで成長してきた会社です。

　私は、個人の成長の総和が企業の成長につながると考えています。みなさんが仕事にやりがいを感じ、目標、夢、志を抱けるような環境をつくることが経営者の使命のひとつだと思っています。

　２０１０年度を目標にした中期経営計画では、地球環境問題への積極的な貢献と事業拡大を両立させることを目指しています。地球環境問題への対応は経営の最優先課題であり、ビジネスチャンスとリスクの両面から捉えています。

　グローバルエクセレントカンパニーを目指すことで、社員にとっては、より難しいテーマに挑戦する機会が増えています。従来の延長線上では対処できない、しかし克服せねばならない多くの課題を解決するのは社員の力しかありません。ぜひ、グループの一員として大活躍されることを期待しています。

　本日、新入社員の皆さんに、私が特に望みたいことは、以下の５点です。

（１）自分の可能性を信じること。夢中になれるものを見つけ、まず行動してみよう。
（２）失敗を恐れずに挑戦を。フロムナウで挑戦し続けること。挑戦しないと失敗しない。
挑戦する人ほど失敗回数も多いもの。挑戦の結果の失敗は咎めない。会社から言えば授業料。
（３）提言する人であって欲しい。ダイキンでは寄らば大樹の陰は許されない。自分の考えを自分の言葉で常に語れる人であって欲しい。あるべき論は不要。批判・批評家はいらない。
（４）謙虚さを。提言、挑戦というと往々にして謙虚さを失いがち。人から学ぶことは必ずある。
（５）実行する人に。実行なき戦略は無に等しい。真正面からぶつかっていく迫力と勇気を。難関を避けて通ることなく立ち向かって欲しい。一方で愚直に、地道に行動することも大切。

　貢献する人により多くのチャンスを与えるのが、ダイキングループです。大飛躍、夢の実現に向かって、ともに邁進していきましょう。

（参考：入社式対象者）
平成２０年度入社　　計３５７名　（内女性８９名）
・定期採用者　　　　２５８名　（８０名）
・キャリア採用者　　９９名　　（９名）
平成１９年度入社　　計５１９名　（内女性１５０名）
・定期採用者　　　　３６１名　（１４１名）
・キャリア採用者　　１５８名　（９名）

［ 2008.04.01 火曜日 22:35   - ］

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