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富士ゼロックス、イオン銀行へイメージ伝送・マネジメントS提供

ニュースリリース|富士ゼロックス|

 富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、社長:山本 忠人、資本金200億円)は、株式会社イオン銀行(本社:東京都江東区枝川1-9-6、社長:片岡 正二氏、資本金162億5000万円)が全国のイオンのショッピングセンターに展開するインストアブランチの業務を支援するため、イメージ伝送およびマネジメントシステムを提供いたしました。

 イオン銀行は、「商業と金融の融合」「リテール・フルバンキング」を事業コンセプトに掲げ、07年10月に開業しました。“親しみやすく、便利で、わかりやすい”銀行を目指し、インストアブランチ(イオンのショッピングセンター内に出店する店舗内銀行店舗)を21店舗(08年3月末現在)出店しています。インストアブランチにおける迅速なサービスの実現、また銀行業務を低コストで遂行するため、富士ゼロックスの複合機「ApeosPort II」を銀行窓口の事務インフラとして活用したシステムを導入しました。

【システムの特長】

1.窓口業務の簡略化と顧客特化店舗の実現
 イオン銀行のインストアブランチでは、一般的な銀行で行なう、いわゆる2列目以降の事務作業を行ないません。インストアブランチには、富士ゼロックスの複合機「ApeosPort II C3300」が配置され、行員は複合機の操作パネル上に表示された業務画面を利用して、口座開設の受付をはじめ、様々なバンキング事務受付を行ない、集中事務センターへ処理を依頼します。複合機特有のシンプルな操作性により、効率よくバンキング事務の受付処理を行なうことが可能です。また、窓口では受付後の事務処理を行なわないため、お客様への資産運用コンサルティングや住宅ローンなどの相談業務に集中できる環境を実現しています。また集中事務センターでは、富士ゼロックスが開発した業務プロセス・マネジメント・システムによって、依頼された事務の進捗状況をその完了までリアルタイムにモニタリングし、事務のヌケ・モレ・遅延の管理を行なうほか、処理の全証跡を残すことで、事務実態の分析や調査を可能にします。

2.個人情報を持たないセキュアな環境と確実な本人確認業務の両立
 事務環境をもたないインストアブランチにとって、個人情報の安全な管理は重要な課題です。イオン銀行では、通常、紙で管理されている本人確認書類を、データセンター内にある新開発の高セキュアなWeb参照型データベース「本人確認記録システム」へ直接データ登録することで、個人情報を一元管理する仕組みを実現。

 これにより、従来のように営業店が個人情報の記載された本人確認書類を管理する必要がありません。例えば、本人確認書類として受付けた免許証やパスポートなどは、富士ゼロックスの複合機でスキャンされ、高圧縮されたイメージとしてCIF番号(カスタマー・インフォメーション・ファイル:各銀行内で1顧客を一意に決定するために設けられた番号)に紐付けされるため、全ブランチどこからでも高速 に、本人確認書類の閲覧ができます。フルバンキングとしての様々な取引に対する利便性と、個人情報の保護という安全性の両立を実現しています。

3.低コストでコンパクトなブランチ出店と運営を実現
 インストアブランチでは、社内ネットワークに接続した富士ゼロックスの複合機と、数台のPCのみを利用してバンキング業務を受付ける体制をとっており、徹底した省スペース、低コストでのインストアブランチ出店を実現しています。高額なシステムを使わず、一般オフィスで使用する複合機を利用し、書類を扱う窓口業務はすべて集中事務センターで処理するという、有人のフルバンキング銀行としては初めての試みとなります。

4.柔軟かつスピーディな出店が可能
 イオンは、全国にショッピングセンターなどを展開しており、地域に密着したお客様対応の強化には、柔軟かつスピーディな店舗展開が重要です。窓口で行なうバンキング業務の内容は、都度、修正・追加・変更が発生する上、段階的に出店していくイオン銀行の戦略上、既設店と新規店のバンキング機能の統一管理は課題の一つです。本システムでは、富士ゼロックス独自のフレームワークである「Apeos iiX(*1)」を利用することにより、店舗に設置されている複合機個々に業務機能を設定するのではなく、データセンターのシステムから各複合機に対して機能提供しているため、急な業務の追加・変更や新機能の追加要求があっても、一括で全店での機能更新が可能です。また、複数台設置することにより、業務負荷を分散させることが可能であり、さらに、障害発生時のリカバリー対策にもなります。

*1 Apeos Internet integration framework besed on XML
(情報システムやインターネットの業界標準であるXML(*2)/SOAP(*3)をベースに、富士ゼロックスが開発したフレームワーク)
*2 eXtensible Markup Language
*3 Simple Object Access Protocol

 イオン銀行は、07年12月末時点での口座数は19万3,000口座、総預金残高は1,254億円となり、また、取扱商品についても、フルバンクとしての商品ラインナップを整えています。インストアブランチについては、08度中に70店舗の開設を計画しており、2011年度をめどに130店舗のインストアブランチを展開する予定です。

 富士ゼロックスは、本システムを将来的には銀行業界向けに、営業店軽量化や事務の
効率化を支援するソリューションやサービスに拡大していく予定です。

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