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北九州市、門司港レトロ観光列車の実現に向け鉄道事業許可を申請へ

ニュースリリース|門司港レトロ観光列車|

 北九州市門司区のJR門司港駅周辺は、明治時代から昭和初期にかけて、九州の玄関口として、また中国大陸をはじめとした世界各地とを結ぶ国際航路の寄港地として大変に賑わった港町です。

 北九州市では、昭和63年以降、当時の繁栄を物語る多くの歴史的建造物や大正ロマン溢れる街並み、変化に富んだウォーターフロント、美しい自然景観などの地域資源を活用した都市型観光拠点づくりに取り組み、現在では、門司港レトロ地区と呼ばれるこのエリアは、年間200万人以上の観光客が訪れる北九州市内随一の観光地へと成長を遂げています。

 今回、門司港レトロ地区と瀬戸内海国立公園内にある和布刈公園地区とを結ぶ観光列車の実現に向けて、運行事業者(第二種鉄道事業者)を平成筑豊鉄道株式会社、施設保有事業者(第三種鉄道事業者)を北九州市とする「上下分離方式」により事業化を図るという方向で協議が整ったため、両者が共同で鉄道事業許可を申請することとなりました。

 なお、今回の申請につきましては、平成12年施行の鉄道事業法改正に伴い定められた「特定目的鉄道」として申請を行うものであり、普通鉄道では全国初のケースとなります。

【門司港レトロ観光列車】
 ▽概要
 観光客の回遊性向上や滞在の長時間化、新たな広域観光ルートの形成を図るため、休止中の臨港鉄道を活用し、門司港駅と和布刈地区を結ぶ観光列車構想の事業化を図ります。
 ▽運行内容(予定)
(1)運行区間:門司港駅~和布刈公園駅 約2km 4駅
(2)運行日:3月中旬~11月下旬の土日祝日、春・夏休み 計約130日
(3)運行時間:10時~17時
(4)運行本数:1日14往復(約30分で1往復)
(5)運行事業者:平成筑豊鉄道(株)

 ▽スケジュール(予定)
 平成19年度…設計、車両デザイン、鉄道事業許可の申請
 平成20年度…工事、車両製作、開業監査
 平成21年度…運行開始

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