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国際航業が米ピクトメトリーと航空機搭載画像取得システム技術ライセンス契約

ニュースリリース|航空,輸送,画像|

 国際航業ホールディングス株式会社(東京都千代田区、田二谷正純社長)および国際航業株式会社(東京都千代田区、中原修社長)は、2008年2月22日、航空写真における最新技術の導入を目的として、Pictometry社(ピクトメトリー社、米国、Richard Kaplan社長)が提供する航空機搭載型カメラシステム「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」における技術ライセンス契約を締結しました。これにより、「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の日本での独占使用権と画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を獲得すると同時に、ピクトメトリー社および他国のライセンシー社が保有する画像ライブラリの相互使用も可能となります。

 2008年4月より、首都圏での撮影を開始し、順次撮影エリアを拡大していく予定です。2008年7月より製品販売を開始し、5年後に10億円の売上を目指します。

 現在、国内における航空写真撮影は、1台のカメラで上空から地上に向かって垂直方向に撮影が行われています。そのため、真上から地上を見た写真となり、建物や地形などの状況を鳥瞰的に把握することは難しい状況でした。

 今回、技術ライセンス契約を締結した「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」は、5台のカメラを使用するため、垂直方向に加えて、前後左右からの “斜め画像”撮影を可能としています。そのため、様々な方向から鳥瞰的に地上を把握することができる航空写真の提供が可能となります。

 当システムの導入により、公共分野に向けて、従来よりも判りやすく付加価値の高い航空写真を提供していきます。さらに、災害時の被災状況の把握をはじめとした消防・警察向けや、観光・不動産などの民間分野での、新たなサービス展開を図っていきます。

【「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の特長】
◆5つの航空機デジタルカメラから同時多方向の航空写真が得られる
◆一地点に対し最低12種類の眺望が得られる
◆高さ、距離、面積などの計測が可能
◆GIS(地理情報システム)ソフトとの連携が可能(ESRIやSIS等)
◆米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア等の既に運用が開始されている世界主要都市の斜め撮影画像ライブラリの入手も可能

【「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」導入の背景と狙い、今後について】
 近年、米国や欧州では、デジタル斜め航空写真の自治体業務支援やウェブ・コンテンツ等への利用が拡大傾向にあり、ピクトメトリー社は斜め画像市場のパイオニアとして、2003年頃より急成長を遂げ、現在も米国の斜め画像市場で優勢を誇っています。また、欧州、カナダ、豪州などでも技術ライセンスの提供を行い、斜め画像事業を世界的に展開しています。今回、日本において、ピクトメトリー社と技術ライセンス契約を締結することで、ピクトメトリー社の斜め画像事業はほぼ全世界をカバーすることとなります。

 本技術ライセンス契約により、日本での独占使用権、画像所有権、エンドユーザーへの使用許諾権を得るとともに、ピクトメトリー社、および他国のライセンス契約者が撮影した画像ライブラリの相互利用も可能となるため、新たなビジネスチャンスの創出が期待できます。「ピクトメトリー多方向斜め画像取得システム」の導入により、高付加価値のサービスを官公庁市場や民間市場向けに提供し、日本における斜め画像市場をリードしていきたいと考えています。

【Pictometry(ピクトメトリー)社概要】
所在地 本社:米国
設立 2000年
代表者 CEO  Richard Kaplan
URL http://www.pictometry.com/

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