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バンダイナムコゲームス　産学連携の研究成果をソフトに応用

ニュースリリース|ゲーム,ニンテンドーDS,バンダイナムコ|

　株式会社バンダイナムコゲームスは、さまざまなシチュエーションの“泣ける”物語を収録したニンテンドーＤＳ用ソフト「９９のなみだ」を２００８年春に発売します。

　本作は、人が感動した際に流す「涙の力」に着目し、ユーザーが“感動して泣く”ことを意図して開発したソフトです。２００を超える物語の中からユーザーに合った珠玉の“泣ける”９９のオリジナルの物語を１話ずつ提供します。

　物語の提供方法には、ユーザーの個性やその日の気分に合ったものをセレクトする「なみだのソムリエシステム」を採用。このシステムは、早稲田大学との連携で１,０００人以上を対象に行った“泣けたコンテンツ”や“泣けたシチュエーション”などに対するアンケート調査結果と、１,５００以上の“泣けたコンテンツ”の分析結果を物語の構成や選択方式に反映させたものです。

　美しい挿絵と物語の進行とともに変化する音楽の演出と相まって、心癒されるひとときを過ごすことができます。

＜特徴＞
◆「涙の力」に着目したゲームデザイン
　近年、感情の昂ぶりによって流れる涙とストレス緩和の関係や、そのメカニズムに関する研究が進められています。本作では、そうした「涙の力」に着目し、ストーリーの「泣きのツボ」やパーソナリティとの相関関係の分析、数多くのモニターテストなどを通して、ユーザーに涙を流してもらうことを意図したゲームデザインを行いました。
これらの研究は、２００６年８月より、人間工学を専門とする早稲田大学河合隆史研究室の協力を得て行っています。

＜ソフトの内容＞
◆珠玉の“泣ける”物語を収録
　１話約１０分で読める「家族」「恋愛」「結婚」「友情」などをテーマにした２００を超えるオリジナルの“泣ける”物語を収録しています。その中からユーザーに合った９９の物語が提供されます。

◆その日の自分に合った物語を提供してくれる「なみだのソムリエシステム」
　数ある物語の中から、よりユーザーに合った物語を提供するため、「なみだのソムリエシステム」を採用しました。

　（１）ユーザーの情報（年齢・性別・配偶者の有無など）を入力します。
　（２）案内人「マスター」との対話を行い、ユーザーに関する質問（今日の気分・個人の嗜好など）に答えます。
　（３）「マスター」がその日のユーザーにオススメの物語をセレクトしてくれます。
　（４）視聴した後に、物語の泣けた度合いの評価を入力します。

　１つの物語を視聴し終えるごとにユーザーの情報が蓄積され、いっそうユーザーに合った物語が提供されます。

　「なみだのソムリエシステム」に導かれ、自分に合った９９の珠玉の物語を視聴することができます。

＜監修早稲田大学大学院国際情報通信研究科河合隆史准教授のコメント＞
◆産学連携による成果を生かしたゲームデザイン
　「９９のなみだ」では、ストーリーの中の感動を誘う要素と、それらに共感するプレイヤーの要素との対応関係を探るための調査・研究が行われました。その統計データに基づいて、ゲームシステムの人間工学的なデザインが試みられています。プロトタイプを用いたモニターテストの結果からも、プレイ後の気分の改善が認められ、有効性が示唆されました。

　バンダイナムコゲームスは、世界中の人々に感動と豊かで楽しい時間を提供し続けるため、あくなきチャレンジを続けます。

＜製品概要＞
▽製品名　９９のなみだ
▽発売日　２００８年春
▽ジャンル　涙でこころ洗浄ソフト
▽対応機種　ニンテンドーＤＳ
▽価格　３９９０円（税込）
▽著作権表記　(Ｃ)２００８ＮＢＧＩ
▽レーベル　ナムコ
▽対象年齢　（１２才以上対象）

※本ニュースは発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

※著作権表記中の（Ｃ）は、○の中にＣの表記をしていただきますようお願い致します。
※泣くという行為には個人差があります。また、本ソフトは、泣くという行為やそれに伴う効能を、すべての方に対して保証するものではありません。

※・ニンテンドーＤＳは任天堂の登録商標です。