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ダイキン工業、ダイキンサンライズ摂津新工場が完成

ニュースリリース|ダイキンサンライズ摂津|

 株式会社ダイキンサンライズ摂津(大阪府摂津市、社長:應武 善郎)は、事業領域の拡張および障害者雇用の高度化・拡大を目的に、新工場(延床面積:従来の約3倍)を建設し、このたび本格稼動する運びとなりました。2009年6月20日(土)に竣工式および工場見学会を開催します。

 当日は、厚生労働省高齢・障害者雇用対策本部の岡崎淳一部長、大阪府の橋下徹知事、摂津市の森山一正市長、大和ハウス工業の樋口武男会長をはじめ、関係者約50名が出席します。新しくなった工場で働く社員の仕事ぶりを見学いただくとともに、インタビューも交えながら、障害者が意欲と向上心を持ち「自立」への道を歩んでいる現場を身近で感じていただければと考えています。

 ダイキンサンライズ摂津は、大阪府・摂津市・ダイキン工業株式会社の三者が出資し、第三セクター方式で重度障害者多数雇用事業所として設立。1993年5月に社員16名でスタートして以来、操業2年で単年度黒字を実現し、現在は社員74名(内、障害者68名)で、1600万円の経常利益(2008年度)を計上するに至っています。ダイキン工業では、障害のある人にとって、自らの力で生活し社会参画することが自信と誇りを生み出し、生きがいと張りにつながると考え、一人でも多くの障害者が生き生きと働ける場所を提供したいとの強い思いから、2011年度中に100名(現在68名)の雇用を目指します。

 新工場は、これまで培ってきた社員の能力開発や様々な経験・ノウハウをさらに発展させるために、段階的に事業領域を拡張しつつ、社員自ら技術を磨き、仕事を高度化できる場として建設したものです。具体的には、ダイキン工業本体で研修を行ってきたCAD業務担当者(06年より事業開始、現6名)は、習得したノウハウを活かし、油圧機器や空調機器の設計業務に本格的に取り組みます。また、作業スペースの拡大により、空気清浄機の持ち込み修理事業・保存文書の電子化といった新規事業に取り組むことにしています。

 工場の運営は全て、様々な障害を持つ社員に任されています。車椅子でも作業がしやすい治具の改良や、外部からの工場見学者に対する案内、支援学校などから毎年約100名の実習生を受け入れるなど、障害者の自立を支援する幅広い活動が、全国的に注目されています。

 また、ダイキンサンライズ摂津での経験を生かして、中国(上海市:大金空調上海有限公司)でも積極的な障害者雇用を推進しています。現在では社員61名が、空調機の梱包材や配管・電装品などの組立に従事するなど、市政府から「身障者職業実習基地」の認定を受けています。

【新工場の概要】
1.投 資 額:約8億円
2.延床面積:2,862m2(従来915m2)
3.作業職種:1階 油圧製品の機械加工
       2階 空調・油圧部品の組立
          空気清浄機の修理事業
3階 CADの作業所

【ダイキンサンライズ摂津の概要】
1.資 本 金:2億4,955万5千円
2.出資比率:大阪府 38.4% 摂津市4.4% ダイキン工業グループ 57.2%
3.会社設立:1993年5月
4.代 表 者:社長 應武 善郎(おおたけ よしお)
5.事業内容:油圧機器、空調機器などの部品を製造、CADなどの請負事業
6.従 業 員:74名(内;障害者68名/2009年6月19日現在)
       肢体不自由者28名、聴覚障害者21名、知的障害者16名
視覚障害者1名、精神障害者2名 (内 重度障害者54名)

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