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チーム・アビーム、470級ヨーロッパ選手権(伊ガルダ湖)で総合6位に

ニュースリリース|チーム・アビーム|

 セーリング競技470(ヨンナナマル)級女子の北京五輪代表であるチーム・アビーム(スキッパー:近藤愛、クルー:鎌田奈穂子、所属:アビームコンサルティング)は、『2008年470級ヨーロッパ選手権』(イタリア・ガルダ湖、 6/5~6/14)に参加し、大会第4日目に総合2位に浮上したものの、その後順位を落とし、最終日のメダルレースで6位となり、総合成績6位で選手権を終えました。

 チーム・アビームは、現在、五輪出場に向けたステップとして欧州でヨットレースに参戦中です。北イタリアのガルダ湖において開催された、ISAF(国際セーリング連盟)指定グレード1の大会、470級ヨーロッパ選手権。ギリシャ・テッサロニキで開催された2007年は7位に終わり、欧州遠征で力を付けてきた彼女たちにとっては、遠征終盤にさしかかった本大会で上位の成績を収め、フィナーレを迎えたいところでした。

 大会中盤には、第7レースと第8レースで2位を獲得し、総合2位まで浮上。しかしその後、調子を落とし、13レース目のメダルレースを終えたスコアが111ポイントとなり、総合6位にとどまりました。全般に湖特有の、特にガルダ湖の特異な風、気象に泣かされた大会だったといってよいでしょう。

 最終日の6月14日、女子のメダルレースは15時にスタート。その前に行われた男子の決勝レースの途中から風速が上がり、スタート前には10~12メートルまで吹きあがり、白波が立ち始めた。「近藤・鎌田の好きな風だ」「座間味(で合宿した)効果が発揮できる」と、コーチボートに乗船していたメンバーは喜んだ。

 案の定、ダントツで飛び出し、ぐんぐん引き離していく。と思いきや、トップマークでは3位で回航、「アレッ?!」と思っていると、もう風が落ちてきて強風仕様にセットしたチーム・アビーム艇は対応できない、そうこうしている内にスピンは上がらず、あれよあれよという間に順位が落ちてくる。

 どうやら人的ミスだったようだが、最後までバタバタしたままフィニッシュし、メダルレースは6位に。1レグの間に、あれほどまでに風速がアップダウンするとは、通常では考えられない。

 レース後、小松ヘッドコーチは「こういう気象にいじめられることが栄養になる。さまざまなシチュエーションでレース経験を積むことによって沢山の引き出しができるのだから青島にだって何らかの役に立つはず…」と、目論見どおりと語る。

 また、「ずっと苦手意識が付きまとっていたスタートは、何とか克服したと思う」と近藤選手。しかし、風が読めないばかりでなくコース取りにも苦労した今回、ストラテジーを組み立てるという課題がまた増えた。引き出しが一つ増え、課題がまたひとつ増えたということになる。

 なお、チーム・アビームは6月16日に一時帰国した後、再びドイツに向かい、欧州遠征最後のレース『キールウィーク』(ドイツ、6/25~29)に参加します。

■2008年470級ヨーロッパ選手権
開催地  北イタリア ガルダ湖 リヴァ
大会日程 6月5日~7日     受付及び計測
     6月8日~10日    予選レース
     6月11日~14日   決勝レース、メダルレース
     全13レース
出場数  女子33艇(21カ国) 男子86艇  全119艇出場

■チーム・アビーム について
チーム名 : チーム・アビーム(Team ABeam)
ホームポート : 葉山マリーナ(神奈川県三浦郡)
競技種目 : セーリング470級女子
チームオーナー : アビーム コンサルティング株式会社
(東京都千代田区/代表取締役社長: 西岡 一正)
ヘッドコーチ : 小松 一憲
スキッパー : 近藤 愛(アビーム コンサルティング 人事部所属)
クルー : 鎌田 奈緒子(アビーム コンサルティング 人事部所属)
設立 : 2005年6月1日
目的 : 2008年北京オリンピックに出場、好成績を収める
公式ホームページ :「Road to Beijing」 http://www.teamabeam.jp/

○チーム・アビーム 今後の予定
3/上旬~6月下旬 ヨーロッパ各地でレースに参加
 6/25~29 キールウィーク(ドイツ)
*ただし6月16日に一時帰国
7/27  北京五輪選手村オープン
8/4~8/7  五輪レギュレーションによる計測検査
8/8  北京五輪開会式
8/9~8/21  セーリング競技開催(青島オリンピックセーリングセンター)
8/24  北京五輪閉会式

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