現在位置: HOME > ニュース&コラム > プレスリリース > 記事


[PR] 

ジュビロ磐田がアダプト・プログラムの協働のパートナーに

ニュースリリース|ジュビロ磐田|

chouinshiki.jpg 清涼飲料、ビールなど飲料メーカー団体6団体が構成する、社団法人食品容器環境美化協会(略称:食環協)は、環境美化事業の一環として、1998年から市民と自治体の協働による“新しいまち美化手法”の「アダプト・プログラム」の普及推進ならびに、その情報収集、発信に積極的に取り組んでいます。

 本日(5月29日)、(株)ヤマハフットボールクラブ「ジュビロ磐田」と磐田市が、同市のアダプト・プログラム「磐田市まち美化パートナー制度」の調印式を行いました。J1チームのアダプト・プログラムの取り組みは全国初となります。

 (株)ヤマハフットボールクラブは、地域社会と一体となったクラブ作りの一環として、ヤマハスタジアム周辺の清掃美化を行う活動等を継続して行っています。また、磐田市は、行政と市民の協働のまちづくりを推進しており、協働のまちづくり事業のひとつとして「磐田市まち美化パートナー制度」(同制度については添付資料をご参照ください)を推進しています。

 (株)ヤマハフットボールクラブは、通常考えられるアダプト・プログラムの活動を超えてユニークな取り組みを展開している磐田市の活動に賛同し、調印式を以下の通り開催いたしました。

 自治体とJリーグチームが協働のパートナーとして、公共施設(道路)清掃美化活動の合意契約を行う事は、全国初の取組となります。また、スポーツ団体と「磐田市まち美化パートナー制度」合意についても初になります。

 調印式詳細は、下記のとおりです。

1.行事名   (株)ヤマハフットボールクラブ(ジュビロ磐田)・磐田市
        「まち美化パートナー制度」調印式
2.日時    2008年5月29日(木)10時~
3.会場    磐田市国府台地内  磐田市役所3F 市長公室
4.調印者   磐田市副市長 鶴田 春男
        (株)ヤマハフットボールクラブ:代表取締役社長 真淵喜勇 

●「アダプト・プログラム」について

(1)アダプト・プログラムとは
 1985年、アメリカのテキサス州で、新しいボランティア・プログラム「アダプト・ア・ハイウェイ プログラム」が導入されました。この「アダプト・ア・ハイウェイプログラム」は急速に、全米にそしてハイウェイ以外の公共スペースへと広がりました。
 “アダプト”(ADOPT)は英語で「養子縁組をする」という意味。一定区画の道路や公園、駅前通りといった公共のスペースを「養子」に見立て、地元の市民や企業・団体が「里親」となり、これをわが子のように愛情を持って清掃・美化する。行政は清掃用具の提供やサインボードの設置など、市民の活動を支援する。これが「アダプト・プログラム」の基本的な仕組みです。

(2)日本におけるアダプト・プログラムの普及と成果
日本では1998年6月に徳島県神山町ではじめて導入されました。以降急速に各地に広がり、2007年12月現在、全国で300を超える自治体が導入し、約13,000の団体が活動に参加するまでになりました。

 いま、多くの自治体で「ポイ捨て防止条例」の制定をはじめとする様々な散乱ごみ対策が採用されてはいるものの、なかなか十分な成果が現れず、実効があがる新たな具体策が求められています。この中にあって「まち美化の実効」、「ポイ捨て防止などの啓発効果」、「まちづくり意識高揚効果」など多面的な効果を併せ持つ「アダプト・プログラム」が注目され、北海道から九州・沖縄にいたる全国に普及しつつあります。

 いま、行政と市民のパートナーシップの重要性がますます高まる中、パートナーシップに基づく新しいまち美化手法「アダプト・プログラム」は今後もさらに普及するものと考えています。

●磐田市のアダプト・プログラム「磐田市まち美化パートナー制度」について
・磐田市は2006年4月、道路を対象に「磐田市アダプト・ロード」をスタートさせました。1年後の2007年4月、同制度を見直し、道路に限定せず市内全域を対象とした「磐田市まち美化パートナー制度」に制度拡大しました。新制度スタートと共に、参加団体数も急増しました。導入後1年という短期間の内に、発展的な見直しを決断し、これが効を奏しました。

 2008年4月末現在63団体(道路55団体 公園 8団体)、会員数は約5,300名。静岡県内市町での、アダプト・プログラム導入自治体では1番の会員数です。

・磐田市のアダプト制度の特徴=多様な活動メニュー
 <磐田市の現行活動メニュー>
 「清掃活動」、「花壇の世話・花植え」の基本的メニューに加え、「道路の簡易舗装」「ガードレール塗装」「治山アダプト(木伐採)」「橋守アダプト」といったユニークな取組みをしています。通常考えられるアダプト・プログラムの活動を超えているともいえます。

・アダプト・プログラムへの参加を通じて、地域の環境改善への意識が向上し、協働によるまちづくりの広がりがみられます。

関連記事

powered by weblio


キーワードジュビロ磐田で検索 

 ここで掲載されている記事は、企業や団体、機関などのプレスリリースを、弊紙仕様の表記に替えることを除いてほぼ原文のまま公開しています。この記事に関する問い合わせ、ご質問はそれぞれの発表者にご連絡下さい。




トラックバック

リリース速報(提供:共同通信PRワイヤー)

※見出しをクリックすると共同通信PRワイヤーの記事ページに移動します。

バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の各社ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する