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タニタが携帯型デジタル尿糖計「UG-201」を発売
ニュースリリース|タニタ|
体組成計や体脂肪計、ヘルスメーターなど家庭用計量計測機器のトップメーカーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田大輔)は、高血糖チェックの新しい自己管理ツールとして携帯型のデジタル尿糖計「UG-201」を開発、6月20日より発売します。メタボリックシンドロームの診断基準の一つに血糖値がありますが、それと相関性の強い尿糖をチェックし、血糖のコントロールに用いようというものです。血糖値の把握には常に測定者に穿刺採血に伴う負担がかかりますが、UG-201はセンサーに直接尿をかけるだけですみ、しかも携帯型のため場所を選びません。このため血糖測定を補完するとともに、糖尿病はもとより、糖尿病の初期に見られる兆候として注目されている食後高血糖の管理に極めて有効なツールであると考えています。価格はオープン。当初年間3000セット(初回セット:本体+センサー、カバー付き)、3年後の2010年度までに累計3万セットの販売を計画しています。
2008年4月からメタボリックシンドロームの予防に主眼をおいた特定健診・保健指導がスタートしています。タニタではUG-201を間接的な血糖値のチェックおよびモニタリングツールとしての活用を期待しています。また、これまで血糖計の利用を躊躇されていた糖尿病患者の方々についても、携帯性や簡便性などを武器に血糖計との併用ツールとして広く浸透を図っていきます。
開発したUG-201は、これまで使用場所が限定的だった据え置き型の課題を解決した第2世代の尿糖計です。センサーを抜き差ししない独自の折りたたみ構造とするとともに、防滴基準を満たすことで携帯可能なコンパクト化を実現しました。折りたたんだ状態の本体サイズは68×118mm。シャツのポケットに入る大きさです。
これまでの据え置き型で4時間程度必要だった初回設定の時間も大幅に短縮しました。乾燥状態で出荷していたセンサーを、保存液につけたまま出荷できるよう改良。センサー取り付け後5分程度で測定を始められるようにしました。
測定はセンサーに直接尿をかけるだけでよく、尿糖を検出後わずか6秒で測定値を表示します。測定範囲は1dL(デシリットル)当たり0-2000mgまで。尿糖値を最小10mg/dL単位(高濃度領域では100mg/dL単位)で表示します。センサーは60日以内に200回使えます。携帯タイプとすることで、これまで困難だった仕事場や外出先でも、毎食後の尿糖測定が行えるようになり、変化の早い食後の血糖値の状態を常にトレースすることも可能になりました。
タニタではメタボリックシンドロームの予防や糖尿病の早期発見、早期コントロールのためにSMUG(尿糖自己測定)サイクルを提唱しています。生活習慣の中で食事、運動後に尿糖の測定を行って結果を振り返り、次の行動(食事・運動)に反映させることを繰り返すことで、糖尿病の症状改善や生活習慣病予防のための健康管理を行うものです。UG-201はこのSMUGサイクルを一般に定着させていくための有力なチェックツールと位置づけており、簡便・無痛・高速測定といった特徴を生かし広く普及を図っていく考えです。さらに通信機能を備えたモデルの開発も進めており、会員制の双方向ウェブアプリケーションサービス「からだカルテ」への導入も予定しています。
※UG-201は5月22-24日まで東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される第51回 日本糖尿病学会年次学術集会に出展する予定です。
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- タニタが携帯型デジタル尿糖計「UG-201」を発売 2008.05.20 火曜日 共同通信PRワイヤー