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　日本製粉株式会社(社長　青崎 済)は、２００８年４月を起点とする新たな経営計画を策定しました。

　当社グル－プは、２００５年からの「０５／０７中期経営計画」で、グロ－バルな多角的食品企業を目指し、重点分野や海外での事業拡張に努めるとともに、工場の生産性向上や物流体制再編による高収益事業構造の構築を進めてまいりました。

　こうした中、今日の食品業界では厳しい販売競争や食の安全・安心に対するニ－ズのより一層の高まりに加え、食品原材料の価格高騰および安定確保競争の激化が重なり、今後の事業環境は更に厳しくなると想定されます。

　このような先行き不透明な状況の中、日本製粉グル－プは利益共同体(継続的に付加価
値を生み出す利益集団)であることを再認識し、グル－プの持続的成長(Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ Ｇｒｏｗｔｈ)を確かなものとするために「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」を策定しました。

　「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」では、不透明かつ変化の大きな事業環境であることから、その対象期間を２００８年度および２００９年度の２年間とします。この期間中、当社グル－プが拠って立つ事業基盤の検証を行い、必要な改善策を継続しながら持続的な成長の芽を育むことを最優先に“ヒト・モノ・カネ”の経営資源を傾斜的投入していきます。こうして収益力と財務体質の強化を図り、計画終了時におけるグル－プ売上高３，０００億円、グル－プ営業利益１００億円(営業利益率３．３%)の達成を目指し、競争の優位性を確保するとともに企業価値を高めてまいります。

　なお、この「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」のスタ－トに連動して、会社経営・日常業務の一層の活性化・効率化を図るため、４月１日付で「本部・本部長制」を廃止し「管掌役員制および部制」とする機構改革を実施しています。

　「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」の概要は以下の通りです。

１．「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」について
■ ＳＧ　　　　：Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ　Ｇｒｏｗｔｈ (持続的成長)
■ １００　　　 ：グル－プ営業利益１００億円をめざす
■ 対象期間　：２００８年４月　～　２０１０年３月
■ スロ－ガン：今がだいじ大事、未来がだいじ大事

２．「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」の最終年度(２００９年度)における数値目標(連結)
■ 売上高　　：　３，０００億円
■ 営業利益　：　　１００億円

３．「０８／０９新経営計画ＳＧ１００」の基本戦略
■ 収益力の強化
■ 多角的成長への積極的取組
■ 経営資源の効率的活用

［ 2008.05.15 木曜日 15:25   経営・業績・決済・人事 ］

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