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【住宅と空気環境に関する調査】1/3が温度設定で家族とけんか

ニュースリリース|住宅 空気環境|

 三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都港区)は、首都圏に住む30代から50代の男女計400名を対象に『住宅と空気環境に関する意識調査』を実施いたしました。本調査は、当社が標準搭載する全館冷暖房換気システム「エアロテック」の需要を探るため、実施されました。

 ◆現代人、家族の空調(エアコン)事情
 人々の快適な住環境を実現するにあたって欠かせない要素である室温。その温度を調整するための空調(エアコン)の設定温度をめぐり、家族間で快適な設定温度の取り合いが起こっている現状が本調査により浮き彫りになりました。

 ▽3人にひとりが「エアコンの快適な室温設定の取り合いがあり」と回答
 「家族で空調(エアコン)の温度設定でのトラブルはありますか。」の問いに29.7%の方が「はい」と答えました。本調査の対象者の方々は別世帯からの抽出となっていることから、一般家庭のうち3世帯に1世帯は多かれ少なかれ、エアコンの室温設定をめぐるトラブルがあることが分かりました。

 また「トラブルが発生した際にどうしますか?」の問いで最も回答として多かったのが、「母親の意見尊重」(27.6%)で、次いで「父親の意見を尊重」(19.0%)でした。家族内での妻の強さを窺い知ることができる調査結果となっています。

 ▽50代以上女性は夫を立てる傾向
 「トラブルが発生した際にどうしますか?」に対して50代以上の女性は42.9%の方が「父親の意見を尊重」と回答し「母親の意見を尊重」(14.3%)を大きく上回っているのに対し、30代・40代女性で「父親の意見を尊重」としたのはそれぞれ18.6%・5.0%で、ともに「母親の意見を尊重」の回答を下回る調査結果となっています。

 「一家長として夫を立てる」のは現在50代以上の世代がほとんどで、団塊の世代以降の世代の父親の発言力が弱い世相を垣間見ることができます。

 ▽夫にとって快適な室温でも「冷える」夫婦仲!?
 「トラブルが発生した際にどうしますか?」に対して、50代以上女性のうち28.6%と3割近い方が「別々の部屋で過ごす」としていて、これは30代・40代よりもはるかに高い割合となっています。また、30代・40代には見られた「衣服で調整して我慢する」という回答も50代以上の女性では見られず、夫の意見は立てつつも、自ら距離を置くという熟年層の夫婦の距離感を感じさせる現状が浮かび上がりました。

 ◆住宅は「頼りがい」より「心地よさ」
 旧来、「次に建てたい(住みたい)新居への望み」の上位は建物の耐性や防犯対策など、安全性に関わるものが多くを占めていました。本調査では消費者のニーズが住宅自体の居心地や住み心地など居住環境重視に変化しつつある兆しが見えてまいりました。

 ▽約7割が新居に求める「間取り」「明るさ」「風通し」
 「今度の新居を建てる時には何を求めますか?」の問いに、「間取り」と「採光・通風」を1位に挙げた人の合計が68.3%と約7割に上り、屋内空間の快適さ、充実を求める声が強いことが窺えます。

 「現在のお住まいへの不満点はどこですか?」の問いで「間取り」と「採光・通風」との回答がそれぞれ第一位と第四位と、揃って上位に挙がっていることから、多くの方が次回の家で改善したいポイントとして意識していることが分かりました。

 また、現在の家の不満点として第二位及び第三位に挙がった「キッチン」「水周り設備」に関しては、「今度の新居を建てる時には何を求めますか?」の問いで1位に挙げた方は合計で2.5%に過ぎず、現状に不満は感じつつも、改善したい優先順位としては非常に低いことも分かりました。

 ▽物理的な耐性はあって当たり前、その先にあるニーズ
 2004年に同様の調査を実施した際には、「住宅購入の際に住宅スペックで重視する点は何ですか?」の問いに対し、「間取り」「耐震性」「耐久性」「採光・通風」「耐火性」が上位5項目でした。

 今回の調査では、「間取り」「採光・通風」は重視項目として再度挙がりましたが、それ以外の耐性に関する項目は、軒並み優先順位を下げる結果となりました。

 これは、近年のハウスメーカーの技術力向上により、住宅の耐性関連は消費者のニーズを満たすレベルで拮抗してきているのに対し、間取りや採光、通風など、消費者が望む住環境の実現するサービスがまだ行き届いていないことが考えられます。
今後、住宅の物理的な耐性は備えていて当たり前の前提条件になり、より住環境の向上を意識した家作りが求められるようになりそうです。

 ◆嫌われるのは「ジットリ」「暗い」「暑い」「寒い」
 人々の快適な住環境を生み出す要素は何なのか、逆に妨げになる要素は何なのか、家の中での嫌いな場所の調査により、その傾向が見えてきました。

 ▽8割以上が自宅に嫌いなスペースあり
 「現在のお住まいで嫌いな場所はどこですか?」の問いに、「特にない」と回答したのは15.3%にとどまり、84.7%の方が具体的な場所を挙げました。

 中でも不人気だったのは「風呂」「キッチン」「トイレ」で、水周りのスペースが独占する形となりました。

 理由としては、広さなどの間取りの問題をはじめ、湿気が多い、寒暖の差が激しい、日当たりが悪い(暗い、寒い)などが主だった回答でした。
家の中の室温や湿気などが、人々の快不快に大きな影響を与えることが分かる結果となりました。

 ▽キッチンは女性だけのスペースにあらず!?
 一般的にキッチンというスペースに対しては女性の方が高い関心を持っているイメージがありますが、実は比較的多くの男性がキッチンに対して関心をもっているということが本調査により分かりました。特に30代の男性にその傾向が顕著で、19.5%もの方が最も嫌いな場所としてキッチンを挙げました。これは同じく30代女性の18.8%を上回る数字です。キッチンは女性だけが関心を持つ場所、ではなくなってきているようです。

※本調査は、2008年3月に首都圏に住む30代~50代以上の男女計400名にインターネット上で実施。調査地区詳細は別添。

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