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日韓中3カ国の意識調査、日本人が思いつく中国企業は「天洋食品」

ニュースリリース|日韓中3カ国の意識調査|

 日本、韓国、中国の人たちは、自国とお互いの企業ブランドや製品、経済状況をどのように見ているのでしょうか。 マーケティングリサーチを主軸に、企業のマーケティング活動をサポートするヤフーバリューインサイト株式会社 (本社/東京都中野区、代表取締役社長:田部 信、以下ヤフー・バリュー・インサイト)は、3カ国の成人男女の企業製品・ブランド認知、経済意識について、アンケート調査を実施しました。主な調査結果は下記のとおりです。

(調査期間:2008年2月29~3月4日、回答者数:日本500人、韓国547人、中国524人)

◆自国の製品・ブランドを最も「信頼している」のは日本人、最も「自慢できる」と思っているのは韓国人

 自国製品・ブランドの信頼度は、日本人と韓国人が高く、「非常に信頼している」と「信頼している」を合わせ、それぞれ91%、87%とほぼ9割に達する。なかでも日本人は「非常に信頼している」が約3割を占める。これに比べ、中国人は「非常に信頼している」と「信頼している」を合わせて56%と約半数。

 また、自国の製品・ブランドを「非常に自慢できる」または「自慢できる」と回答した人は韓国人が最も多く84%。日本人は75%、中国人は57%だった中国人は10人のうち、5人強が、自国の製品・ブランドを信頼しておらず、且つ、自慢に思っていないという低評価をしているということがわかった。

◆日本人の日本製品・ブランドを「自慢できる」という意識は若い世代ほど下がる傾向

 日本人の自国製品・ブランドの自慢度は、若い年代ほど低くなる傾向が見られた。特に20代では、「全然自慢できない」と「自慢できない」を合わせ14%と他の年代と比較し、著しく多かった。

◆国家の年齢イメージ 日本が 「最も年齢が高い」

 各国を人間に例えた場合の年齢イメージについて、日本人は、日本46歳、韓国33歳、中国32歳。韓国人は、日本38歳、韓国34歳、中国29歳。中国人は、日本40歳、韓国32歳、中国33歳と回答。3カ国共通して、日本が『最も年齢が高い』とイメージされる結果となった。

◆日本人が最初に思いつく日本企業は「トヨタ」

 日本人が思いつく『日本企業』を自由回答形式で3つまで答えてもらったところ、第一想起率(1番目に記入された率)は、1位「トヨタ(32%)」、2位「ソニー(23%)」、3位「パナソニック/ナショナル(9%)」という結果になった。4位以降は、「東芝」「ホンダ」「日産」と続き、自動車・電機メーカーが上位を占めた。『日本ブランド』では、「ソニー(10%)」「パナソニック/ナショナル(9%)」「トヨタ(8%)」が1~3位を占め、その他、「ハナエモリ」「ユニクロ」などが想起された。『日本製品』では、「自動車(21%)」が圧倒的に多く、以下に「食品、食べ物(5%)」「電子・家電・デジタル(4%)」「アクオス(4%)」などが続く結果となった。

◆日本人が最初に思いつく韓国企業は「サムスン」、中国企業は「天洋食品」

 日本人が思いつく『韓国企業』は、「サムスン(37%)」が圧倒的に高く、2位「現代(ヒュンダイ)(15%)」という結果だった。『韓国ブランド』でも1位は「サムスン(11%)」、そして2位「現代(4%)」と続く。『韓国製品』では、「キムチ(5%)」が最も多かった。同様に、『中国企業』では「天洋食品」、『中国ブランド』では「Lenovo」、『中国製品』では「ぎょうざ」が最も多かった。但し、いずれも10%未満と回答が分散している。「天洋食品」や「餃子」の1位は、今回の調査タイミングが中国産冷凍餃子の中毒事件と重なっており、それらの関心度を反映したものと思われる。

◆韓国人が最初に思いつく日本企業、1位「ソニー」、2位 「トヨタ」

 韓国人の回答では、『日本企業』の1位は圧倒的に「ソニー(54%)」。そして、2位「トヨタ(14%)」が続く。『日本ブランド』でも、「ソニー(25%)」が2位と大きな差を開けてトップ。これに、「レクサス」「トヨタ」「ソニーウォークマン」「VAIO」と続き、上位約4割はソニー、トヨタ関連のブランドが占める結果となった。 同様に『韓国企業』は、やはり「サムスン(78%)」が他を引き離して1位。

 『韓国ブランド』でも「サムスン(20%)」、そして、サムスンの携帯端末ブランド「ANYCALL(20%)」が同率で最も多かった。『中国企業』 および『中国ブランド』では、いずれも「Haier(ハイアール)」が最も多く、それぞれ16%、8%だった。

◆中国人が最初に思いつく日本企業、1位 「ソニー」、2位 「パナソニック/ナショナル」

 中国人の回答では、『日本企業』は、「ソニー(33%)」「パナソニック/ナショナル(19%)」が多く、この2企業で5割以上を占める。『日本ブランド』では、「ソニー(36%)」が2位の「パナソニック/ナショナル(18%)」を引き離して1位。そして、「トヨタ」「東芝」「三菱」と続く。   同様に『中国企業』および『中国ブランド』では、「Haier(ハイアール)」「Lenovo」の順で最も高く、いずれもそれぞれ3割前後の回答を集めた。『韓国企業』および『韓国ブランド』では、「サムスン」がいずれも5割強の回答を集め圧倒的に1位。2位以下にはいずれも「LG」「現代」が続いた。

◆韓国人は、日本製品・ブランドの「デザイン」「流行を先導する」点を日本人よりも高く評価。韓国人や中国人は、日本人ほど「サービス」面を評価していない?

 日本製品・ブランドに関する評価では、「デザインが優秀」 「流行を先導する」 「人気がある」の3項目は、韓国人からの評価が特に高く、日本人・中国人の評価を上回った。しかし、「サービスが優秀」という項目では、日本人の自己評価と比べて韓国人・中国人からの評価が著しく低く、自己評価と40ポイントほどの差となっている。

◆韓国人は、自国製品を「品質が優秀」と評価

 韓国人は自国製品を、「品質が優秀(79%)」「サービスが優秀(70%)」と高評価。「値段が安い」以外の項目で、過半数の人が「非常にそう思う」または「そう思う」と自国製品を高く評価している。

◆中国人は、自国製品を「値段が安い」と評価

 中国人の10人中7人強が、自国商品を「値段が安い」と感じている。次いで「耐久性がよい(56%)」と、約半数が評価。尚、中国製品に対して「品質が優秀」と評価した日本人は1.6%、韓国人は1.8%だった。

◆今後の経済状況について、最も楽観的に捉えているのは中国人。日本人は最も悲観的

 家庭の経済状況が「非常に良い」または「良い」と思っている人は中国人が最も多く49%、日本人・韓国人は20%前後。自国の経済状況が「非常に良い」または「良い」と思っている人も、中国人が最も多く41%で、日本人・韓国人はいずれも10%未満。全般的に現在の経済生活に満足している人も、中国人が最も多く41%、日本人・韓国人は30%以下で、中国人の満足度が際立つ結果となった。また、老後生活のための金融・不動産投資意欲も、中国人が最も多く半数を超え53%、韓国人・日本人はいずれも3割を切るレベルという結果だった。

◆2008年の日本の経済状況、日本人の過半数は「良くならない」との感触

 2008年の日本の経済状況について 日本人の10人中約6人が「全然良くならない」または「良くならない」と回答している。韓国人は10人中約4人、中国人は約3人が日本の経済は「非常に良くなる」または「良くなる」と回答しており、日本人による自国の見通しが一番ネガティブという結果となった。

<調査概要>
・調査方法    :インターネットによるクローズド調査
・調査対象者   :20歳以上男女のインターネットユーザー
・調査地域    :日本(全国)、韓国(全国)、中国(全国)
・調査期間    :2008年2月29日~3月4日
・集計回答人数  :日本/500人、韓国/547人、中国/524人
・海外調査協力会社:韓国/Embrain.co.ltd、中国/INFO BRIDGE CHINA Co.,Ltd
・設問項目:
  ・ 各国の最初に思いつく企業名、ブランド名、製品名
  ・ 各国の製品とブランドに対するイメージ
  ・ 各国を人間に例えた場合の年齢のイメージ
  ・ 経済状況および家庭状況への満足度
  ・ 各国の2008年度の経済見通し

*海外調査サービスについて詳しくはこちらをご覧ください
http://www.yahoo-vi.co.jp/service/info/global.html

<最近の海外調査事例>
・ 「外食」に関する海外調査 (2007年)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00406.html
・ 「旅行」に関する海外調査 (2007年)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00370.html
・ 就職活動に関する海外調査 (2006年)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00352.html
・ 社会人教育に関する海外調査 (2006年)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00362.html
・ 若者ライフスタイルに関する海外調査 (2006年)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00040.html

<ヤフーバリューインサイト株式会社>
ヤフーバリューインサイト株式会社は、2007年7月1日に(株)インフォプラントと(株)インタースコープが合併し、発足いたしました。これまで両社が蓄積していきたノウハウを有効的に活用し、インターネットリサーチ市場において質・量ともにナンバーワンを目指してまいります。「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。リーディングカンパニーとしての実績を誇るマーケティングリサーチを主軸に、データ解析、コンサルティング、生活者情報の配信など、企業のマーケティング活動をワンストップでサポートします。

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