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松本人志、次回リメイクに早くも意欲?ジョニーデップを名指し/さや侍

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完成披露試写会の舞台挨拶した松本監督ら
 松本人志監督最新映画「さや侍」(11日公開、配給松竹)のプレミア上映舞台挨拶が6日、東京・国際フォーラムが開かれ、松本人志監督はじめ、主演の野見隆明さん、熊田聖亜ちゃん、板尾創路さん、りょうさんら出演者が登場し、撮影秘話などを話した。この日は、第1作品である「大日本人」のハイウッドリメイクが発表されこともあり、松本監督からは主人公の野見寛十郎役にジョニーデップを指名するなど、次回リメイク作に向けて意欲を示した。

 映画は、鞘しか持たない侍とその娘の絆を描いた物語。脱藩の罪で「三十日間の業」を課せられた主人公の寛十郎とその娘が、死罪を免れるために果敢に業(お笑い)に取り組んでいき、親子の絆深めながら、武士としての誇りを取り戻していく内容。

 寛十郎を演じたのは一般人から大抜擢の野見さん。演技にリアリティを出すため撮影期間はスタッフや共演者からは映画であることを知らせれていなかったようで「分からないまま必至にやりました」と苦笑い。松本監督からは「とにかく追い詰められていく姿を演出したかったので、映画であることは伝えず、台本はクランクアップの花束と一緒に渡しました」と話した。野見さんは「もらったとき嬉しかった」と天然ブリを発揮して会場を笑わせた。

 また出演者には、野見さんと会話しないようにとかん口令が敷かれていたようで、出演者のRORRYさんは「避けるのが大変だった」、筋肉さんは「きつかった。ごめんなさい」と平謝りした。

 松本監督は撮影を振り返り「正直言うと疲れましたね。色んなことがありましたのでヘトヘトでした」と語った。見て欲しいシーンについては「最後の川原で手紙を読むシーンですね。手紙は7割が私が書いたもので。あのシーンのために一年間を費やしてきた部分もあったので」と話した。

また、処女作「大日本人」がハリウッドでリメイクされたことについては「僕が面白いというものを世界で絡めていけるような状況がようやく整ったような気分です。すごく嬉しいです」と笑顔で話し、さらにリメイク作品の希望するキャストはと聞かれると「大日本人というよりはさや侍の野見寛十郎をジョニーデップ寛十郎でやってみたい」とはやくも今作のリメイクに期待を寄せていた。

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