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英国王のスピーチ、世界の映画賞を席巻中

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英国王のスピーチのシーン
 本年度のトロント映画祭にて最高賞である観客賞を受賞し、既に2011年度のアカデミー賞最有力候補と話題を呼んでいる『英国王のスピーチ』が2月26日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて公開されることが決定した。

 本作は、現イギリス女王エリザベス2世の父にして、この度婚約発表をして世界中の話題をさらっているウィリアム王子の曽祖父に当たるジョージ6世が主人公の歴史ドラマ。吃音症を抱えた内気なジョージ6世が、オーストラリア人言語聴覚士の助けを借りて障がいを克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づけ心をひとつにする見事なスピーチを披露して、人心を得るまでを描く感動作。

 主演のジョージ6世には『シングルマン』で世界の映画賞を独占したコリン・ファース、言語聴覚士にはジェフリー・ラッシュ、そしてジョージ6世の献身的な妻をヘレナ・ボナム=カーターが演じるという実力演技派ぞろいの作品で、世界中の話題を呼んでいる。

 トロント映画祭の上映で絶賛を浴びてから、全米で驚異的な大ヒットスタート。先ごろ発表されたゴールデン・グローブ賞では最多7部門ノミネート、アカデミー賞においても、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞など、あらゆる部門でノミネートの可能性が高い作品として、世界から注目されている本作。海外の主要映画賞でも続々と受賞が続き、その快進撃は止まらない。

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