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松山ケンイチ、ありがとうYシャツでヒット御礼

ウルトラミラクルラブストーリー
大ヒット御礼舞台挨拶を行った横浜監督(左)と松山ケンイチ
 松山ケンイチが20日、都内で主演映画「ウルトラミラクルラブストーリー」の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。この日は横浜聡子監督も登壇。青森で農業をしながら一人で暮らす青年・陽人を演じた松山は、「ありがとう」と書いたワイシャツを着て、劇中で実際に刈った稲から作った米をファン5人にプレゼントした。

 映画は、陽人と東京から来た神泉町子(麻生久美子)の恋の行方を描いたもの。20代女性を中心に幅広い層から支持を集めており、興行通信社調べ6、7日集計の全国興行成績ランキングでは10位を記録している。この日はヒットを感謝して主演松山と横浜監督が登壇。

 「ありがとう」と書いたワイシャツを着て登壇した松山は「撮影ではキャベツにいる芋虫をとったり、野菜を持ってお芝居をしたり、土の中に入ったり、普段なかなかできない体験をしました。土の中は、つらくはないのですが、身動きが取れなかったので、悪ガキがいたらいたずらされるだろう、つらいなあ、独りになりたくないなあ、と思っていました」と挨拶。

 横浜監督「撮影には、親戚の田んぼを借りました。稲は自然のものなので、日一日と色が変わって、撮影にあわせるのが大変だった。青森の米はうまいですよ。大ヒットして本当に嬉しい。青森出身の松山ケンイチさん、青森出身の私、青森でロケして、すべて青森という映画はなかなかない。貴重で、意味のある映画だと思います」と挨拶した。

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