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関西ねじ協同組合 ねじのハンドブック編纂大詰めへ

 【ねじ・ネジ・業界紙】 年頭所感では、関西ねじ協同組合が取り組んでいる事業を紹介させていただきます。

 現在、日本ねじ工業協会と共同で技能検定制度構築を目指しております。資格制度委員会では、基礎編と製造編とからなる「ねじのハンドブック」編纂作業が大詰めを迎えております。昨年11月には、模擬技能講習及び試験を大阪にて80名の参加を得て行いました。技能検定制度は、全国レベルで展開しなければならないので、同様の模擬技能講習及び試験を日本ねじ工業協会主催で本年2月に東京、3月に名古屋で開催する予定です。

 この中で、教科書となる「ねじのハンドブック」の内容と講習内容とを精査しながら、技能検定に向けて完成度を上げてまいります。ねじ製造業に携わる従業員が、自分の職業を通じて日本の製造業を支えているという社会貢献を感じてもらえ、そのことを世間にアピールすることにより、ねじ業界の地位向上を図ることができるのではないでしょうか。この活動の重要なポイントは、国家検定としての技能検定制度を確立するという目標を明確に掲げることだと思います。

 もうひとつ、六角ボルト、ナットJIS規格検討協議会の活動を紹介させていただきます。発足から2年目となる当協議会は、関西ねじ協同組合、関東鋲螺釘工業協同組合及び兵庫県鋲螺釘工業協同組合とで構成しています。
 2014年12月末で廃止となるJIS附属書の必要性を検討し、ISO規格との整合を図った現行JISに追加する形で改正規格案をまとめて、2014年改正JISに反映させることを目的として活動してまいりました。国内で流通している商品の99%以上が附属書製品である現実と、ISOとの整合性の必要性とを議論しながら、昨年末に原案がまとまりました。本年は、流通事業者への説明を経た上で、日本ねじ工業協会及び研究協会に提示してまいります。

 本年も日本のねじ業界の活性化のために活動をしてまいる所存です。皆様のご協力とご鞭撻をよろしくお願いします。


第2170号2面

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