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日本ねじ工業協会 ねじ技能検定制度創設など 信頼 そして前進へ

 【ねじ・ネジ・業界紙】 本年もわが国ねじ業界の発展と、日本の産業社会に安心と安全を提供して、日本のものづくりの発展に貢献できるねじ業界を目指して、全力を尽くして進めていきたく、引き続き会員の皆様のご指導・ご鞭擬の程よろしくお願い申し上げます。

 さて昨年を振り返って見ますと、ようやく一昨年からの世界同時不況から回復してきたと思われていたのもつかの間、7月の参議院選挙の与党敗北以降、政府の経済活性化支援策には力強さがなく、円高やエコポイントの終了及び縮小の影響による先行きの不透明感を拭い切れていないのが現状であります。

 わが国ねじ産業を取巻く環境が相変わらず厳しい状況にある今だからこそ、社団法人日本ねじ工業協会では、新しい時代の変化を素早くとらえて、社会のニーズに即座に応えられる業界を目指した事業を推進していかなければなりません。

 ねじ技能検定制度創設に向けた取組みと共に、ようやく名前も浸透してきた「ねじ産業未来開発プロジェクト」は、その事業として、昨年、協会創立50周年記念事業と連携して実施した、ねじ生産技術史(50周年記念誌)発刊、ねじフォーラムの開催、さらには、ねじエッセイ・小論文コンテスト・フォトコンテストの実施等、会員各位をはじめ、ねじの商業者団体・製造業者団体などのねじに携わる全ての皆様のご協力をいただき、ねじ産業が一致団結して大成功の内に終了させることができました。

 皆様にこの場をお借りして、衷心より御礼申し上げると共に、深く感謝申し上げる次第です。

 「継続は力なり」との言葉もあるとおり、本プロジェクトも5年目を迎え、本年は「次なる50年を目指して」新たな展開を図ってまいる決意です。そして、わが国ねじ産業が、さらなる高品質で高性能なねじ製品の供給を通じて、産業の「塩」であり、ものづくりにはなくてはならない存在として、地位を不動のものにすると共に、産業界ばかりでなく、広く一般の方々からも、これまで以上に信頼され親しまれるよう、日々努力してまいる所存です。

 最後になりましたが、当協会並びに会員企業の皆様の益々のご発展と、会員各位のご健勝をご祈念申し上げ、私の年頭挨拶とさせて頂きます。


第2170号2面

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