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関東鋲螺釘工業協同組合 次世代見据えて事業展開

 【ねじ・ネジ・業界紙】 平成22年の日本はまるで大海の真っただ中を漂う一艘の船の様でした。新人船長の下、何時・何処へ行きつくか判らず、円高の大波が来ても外国船に衝突されてもあたふたするだけで、乗組員は仕事も与えてもらえない。難破を覚悟で乗組員だけで新しい上陸地を求めて漕ぎだそうと思っても、船が無い。船を貸そうと云われても返す当ても無い。イライラしているだけ、そんな風刺が浮かぶ一年でした。

 今年からは、乗組員全員で丈夫に補強した船で、ビジョンを持った船長の下、航海士・機関士そしてその他の乗組員が力を合わせて、目的地目指して漕ぎだす風刺に替わる事を期待したいものです。

 又、昨年は2010年と切りの良い年のせいか、団体・企業の周年記念が多かった様に感じられました。その歴史を拝聴する度に感じるのは、創業時から成長期までの希望と力強さ、バブル崩壊後からの苦労と忍耐です。それらが中小企業の基盤を強固に作り上げ、今日があるのです。それに若い力と若い意見を積み上げ目的を持って今年は、次世代への第一歩としたいと思います。

 日々、高くなって行く東京スカイツリーも600mに近付いて来ました。この姿を見上げる度に“ワクワク”したものを感じます。子供の成長、企業の成長、日本の成長、何につけても目的に向かって進む姿は、見る者に希望と勇気そして感動を与えてくれるものです。

 皆様方にとりましても、ワクワクした実り多き一年でありますように祈念いたしまして新年の挨拶とさせていただきます。


第2170号2面

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