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　【ねじ・ネジ・業界紙】ソケットスクリュー(六角穴付ボルト)各社は、ねじ用鋼線をはじめダンボール箱など副資材の値上りに伴い、ソケットスクリュー製品価格の値上げを打ち出した。


ねじ用鋼線の素材環境は、鉄鉱石、鉄スクラップ、石炭、コークスなどの鉄源材料や海上運賃などの高騰と入荷不足、加えて市場動向も中国向けや自動車・家電向け供給等の需要が増勢基調にあるため、鉄鋼メーカーはこれらを背景に強気で売り手市場の状況である。


ねじ用鋼線の供給基からは、ステンレス材では3月トン当り三万円、4月同四万円、合計七万円。クロムモリブデン鋼では、3月同五千円、4月同五千円、合計同一万円と、それぞれ材料値上げを打ち出してきている。


この結果、ソケットスクリュー各社は、昨年の材料値上りに加え、副資材の値上りも受け急速に悪化。そのうえ、今回の材料値上げ幅は大きく自社努力での吸収は困難として、製品についてはステンレス鋼製品は20％前後、クロムモリブデン鋼製品は15％前後の価格引上げ交渉に入るとしている。





第1926号

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• ソケットスクリューが価格改正 -- 2004/03/19 金曜日