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04年世界鉄鋼需給見通し†
【ねじ・ネジ・業界紙】主な市場別の2004年見通しは次の通り。
【中国】
消費29,500万トン(伸び率11.3％)、粗鋼生産25,000万トン(13.6％)、鋼材輸入5,000万トン(16.3％)。需要＝自動車、住宅、非住宅建設、機械製造、ITなど成長拡大産業に加え、インフラ建設、石油化学など成長速度が速まっている部門が鋼材需要をけん引。
【韓国】
消費4,580万トン(0.5％)、粗鋼生産4,730万トン(2.8％)、鋼材輸入1,560万トン(マイナス1.9％)。
需要＝住宅建築が鈍化するものの、輸出産業を中心に総じて堅調。生産＝内外需要増に対応して増産が見込まれる。輸出＝ステンレス圧延と線材が増加(25％増程度)。輸入＝建材輸入が減少、ステンレス圧延の輸入代替進展。
【台湾】
消費1,950万トン(1.6％)、粗鋼生産1,860万トン(マイナス0.1％)、鋼材輸入1,150万トン(4.5％)。
需要＝交通インフラ建設関連や製造業の全般的好調が続き03年比若干増。生産＝中国鋼鐵の熱延ミル工事等の影響で粗鋼生産は微減横ばいも、半製品輸入増により完成鋼材生産はやや増。輸出＝トランスプラント向けを中心に中国向けが柱となる構造に変化なし。また、米SG撤廃でAD対象品以外は一定の増加が見込まれる。輸入＝中国の旺盛な買い意欲や原材料コストアップ等により引き続き厳しい輸入環境となるが、内需の堅調に加えWTO加盟に伴なう01年1月からのゼロ関税実施もあり増加予想。
第1921号
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- 04年世界鉄鋼需給見通し† -- 2004/02/03 火曜日
