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スズキ、浜松工場の建設計画一部変更 投資610億円へ増額

 スズキは22日、静岡県浜松市の都田地区工業団地に建設する工場および、研究開発・実験施設の総称を「浜松工場」に決定した。浜松工場の北ブロックには二輪車、四輪車、次世代環境車のパワートレイン関係の部品製造を行う部品工場を建設する。南ブロックには二輪車のエンジン製造と次世代環境車等のパワートレインの製造を行う二輪工場と、二輪車、次世代環境車の研究開発、実験を行う二輪技術センターを建設する。

 都田地区工業団地に関する計画は当初、北ブロックに二輪車および次世代環境車の開発・設計を行う都田技術センター(仮称)、南ブロックに二輪車エンジン組み立て、次世代環境車等の生産を行う都田工場(仮称)の建設を計画していたが、施設配置の見直しを行い、事業計画の変更について浜松市に承認された。

 この事業計画により、浜松工場の総投資額は当初計画の約500億円から増額となる約610億円を見込んでいる。2014年1月より着工し、北ブロックは2016年末、南ブロックは二輪技術センターの一部が2015年中に稼働し、二輪工場は2017年中の完成を目指し、状況を見ながら建設計画を進めていく予定である。


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