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ルノー・日産アライアンス、インドで低価格車を共同生産へ

 ルノーと日産自動車がこの先5年間で、インド市場に25億ドルを投資することが分かった。両社の最高経営責任者(CEO)であるカルロス・ゴーン氏が表明したと、各紙が報じている。

 これに関連して、ルノー・日産アライアンスは両社が共同開発した新プログラム「CMF-A」を発表した。このプログラムは、ルノー・日産アライアンス独自の車両アーキテクチャーのモジュールシステムである「コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」のなかで、低価格帯の車両に適用するもの。

 CMFでは、車両は、エンジンコンパートメント、コックピット、フロントアンダーボディ、リアアンダーボディ、電気/電子アーキテクチャーという5つのモジュールから形成される。部品は互換性のあるものを使用することで、効率性とブランドの差別化を両立させる。

 CMF-Aにおける車両の生産は、2015年にインド・チェンナイのルノー・日産アライアンスの工場で開始する予定。価格、及び、生産台数などの詳細については、生産開始時期の近くに発表するという。

 インド・チェンナイにおいては2010年に、ルノー・日産アライアンス最大の工場を建設。プレス加工、車体、塗装、樹脂、組立工程の他、2つのテストトラックがあり、現在の年間生産台数は40万台。生産車種は、ルノーの「パルス」、「スカラ」、「ダスター」、日産の「マイクラ」、「サニー」、「エヴァリア」を生産。

 2008年から2015年の投資額は約10億ドル(450億ルピー)。


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