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2013年後期の景気は上向きと予測 CoreNet Global Confidence Index

【上海2013年7月16日PRN=共同JBN】企業幹部の見方を6月に調査した初のCoreNet Global Confidence Indexによると、2013年後期に関する世界経済の展望は堅調であり、企業成長および拡大も増大すると見込まれている。調査方法はアトランタのエモリー大学Goizueta Business Schoolの不動産プログラム・ディレクターであるロイ・ブラック博士と協力して開発された。

この指数は、多様な業界セクターの大手多国籍企業の企業不動産(CRE)担当の幹部が寄せた見解に基づく最新のマクロ経済指標である。7が最高位の楽観的環境として7段階分けに基づく、初の指数評価は4.65である。このConfidence Indexモデルを考案したブラック教授は最初の調査結果について「2009年の最大の落ち込みを受けた企業経済の回復力を示す典型的な例である」と指摘した。

予測調査によると、今後6カ月間の世界経済の展望について、1年前と比べて約3分の2(62.5%)が楽観的から大変楽観的であるとの評価を示した。約3分の1(31.3%)は質問に対して中立と回答、悲観論(4.2%)は微増した。

これに反して、全世界の経済成長を測るWorld Gross Product評価は対前年比でプラス2.3%の横合いを示した。さらに2014年に関する評価はプラス3.1%の成長を予測しており、CoreNet Global指数トレンドは将来の成長の兆しを示した。これと同様に、CNNが報じた7月9日発表の世界通貨基金(IMF)リポートは、世界経済を「横ばいのままである」と指摘した。

それにもかかわらず、CoreNet Global調査を受けた企業幹部は、2013年後期の自社成長の可能性についてさらに大きな自信を示した。大半が事業拡大の展望に自信を示し、楽観的(54.2%)、大変楽観的(14.6%)、極めて楽観的(4.2%)だった。

この指数の方法は四半期毎に、経済的な多様性がある多国籍企業から成る約90のCoreNet Global Corporate Partnersの直接調査によって実施される。対象のセクターは航空・宇宙、自動車、ビジネス・サービスおよびコンサルティング、消費財、販売・流通、教育、エネルギー、石油・鉱山、金融サービス、政府、ヘルスケア、ホスピタリティー・エンターテインメント、保険、ライフサイエンス・製薬、製造・工業、メディア、不動産、小売、ソフトウエア、テクノロジー、運輸・公共事業である。

Corporate Partnersは、世界中に点在する主として200万平方フィートから1億1000万平方フィートまでの不動産ポートフォリオを管理する。管理する不動産の種類はオフィス・スペース(32.6%)、産業(34.8%)、実験(32.6%)、研究開発(32.6%)、データセンター(39.1%)、小売(26.1%)、多目的開発などその他(19.6%)である。

CoreNet Global Corporate Partnersのリストは以下のウェブサイトを参照。
http://www.corenetglobal.org/Sponsorship/content.cfm?ItemNumber=12755

CoreNet Global(www.corenetglobal.org)は企業不動産・ワークプレース幹部、サービスプロバイダー、経済デベロッパーのための世界的な大手プロフェッショナル団体である。


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