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ドイツ政府、ビルのエネルギー効率向上を支援

【ベルリン、幕張(千葉市)2日PRN=共同JBN】ドイツはビルや都市計画におけるエネルギー効率の向上を推進している。最近通過した連邦予算によって、2012年から年間15億ユーロがビルのエネルギー効率を良くする改装に使われることになった。幕張で12月5日から7日まで開催される第6回再生可能エネルギー世界展示会ではGermany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)の産業専門スタッフが訪日し、ドイツにおいて発展を続ける再生可能エネルギー産業のもつビジネス・チャンスについて情報を提供する。

ベルリンに本拠を置くGermany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)の再生可能エネルギー担当シニアマネージャー、ハイコ・シュタウビッツ氏は「エネルギー効率の改善と再生可能エネルギーによる発電を増やすことはコインの裏表の関係にある。ドイツの政策立案者はこのことを理解し、両面から行う総合的なアプローチを作った。結果として、世界の企業がドイツを持続可能なエネルギーのソリューションに関するリーダーと見るようになった」と述べた。

現在、ドイツは公共および民間のビルに暖房、照明、温水を提供することにエネルギー消費の40パーセントを割き、二酸化炭素排出では20パーセントにのぼっている。ドイツ連邦政府の運輸・建設・都市開発省がドイツ復興金融公庫(KfW)銀行グループと一緒に取り組んできたビル改装計画は長期間にわたるもので、過去5年間で70億ユーロを投下し、840億ユーロにおよぶ投資を促進してきた2012年には今月創設された都市エネルギー効率再生(Urban Energy Efficiency Rehabilitation)計画が開始され、個人の住宅だけでなく、地方自治体におけるエネルギー効率を向上させる連係したアプローチも始まる。新計画は既存の都市照明エネルギー効率向上(Energy Efficient Urban Lighting)計画を補足するものになる。

現在、再生可能エネルギーはドイツの電力供給の20パーセントを占めており、その割合はさらに上昇している。同国は最近になって原子力を徐々に削減することを決定し、再生可能エネルギーへの投資を加速させている。ドイツの光起電力市場は世界でも最大規模を誇り、設置数では世界の約半数を占めている。風力ではドイツの設置数はヨーロッパ首位で、海外マーケットにおいても大きな拡張を目指して準備が進んでいる。

Germany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)は、対外貿易情報提供および対ドイツ直接投資誘致を行うドイツ連邦政府機関である。同機関はドイツ市場へのビジネス活動拡大を望む外国企業にアドバイスを提供し、また外国市場への参入を望むドイツ企業へは対外貿易に関する情報を提供する。


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