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最終候補5台にホンダ、トヨタなど、LAオートショー2012年グリーンカー賞

 【ロサンゼルス25日PRN=共同JBN】「グリーンカー・ジャーナル」(Green Car Journal)誌は25日、2012年度グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year、登録商標)の最終候補となった自動車を発表した。「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(登録商標)」賞は今回で連続7回目となり、自動車産業における環境問題対応でのリーダーシップを顕彰する。ロサンゼルス・オートショーの報道関係者向けプレスデー当日の11月17日(http://www.laautoshow.com/Press.html)に受賞する自動車が発表される。今回最終選考に残ったのは以下の5台。2012年フォード・フォーカス・エレクトリック、2012年ホンダ・シビック・ナチュラルガス、2012年三菱・i、2012年トヨタ・プリウスv、フォルクスワーゲン・パサートTDI。「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(登録商標)」(http://www.laautoshow.com/Press.html)は当該年の1月1日に購入可能な自動車が対象となる。

 最終選考に残ったこの5台は、より一層環境に配慮したわくわくする車という分野でのトップとして、グリーンカー・ジャーナル誌に「2012年グリーンカー・トップ5」として掲載される。

 今年の最終選考に残ったすばらしい自動車に特徴的なことは、自動車を「グリーン」にするため各社が取った方法がそれぞれに異なる点である。ホンダのシビック・ナチュラルガスは、クリーンで米国に豊富に存在する代替燃料を用いている。フォルクスワーゲン・パサートTDIは、高い燃費効率を上げながら大幅に二酸化炭素排出を削減する新しいクリーンなディーゼル製品を拡大するという同社の方針を継承している。プリウスvは、人気のあるハイブリッド車、プリウスの大型改良型でプリウス・ファミリーを拡大している。フォードのフォーカス・エレクトリックと三菱・iは、米国の道路で排出ガスを出さない全電動自動車の選択肢をさらに拡大する道を選んでいる。

 「グリーカー・ジャーナル」誌の編集長兼発行人でグリーンカー・ドットコム(http://www.greencar.com)の編集長であるロン・コーガン氏は「ことしのグリーンカー・オブ・ザ・イヤー(登録商標)最終候補からは、われわれの輸送手段に関する問題への解答が一つではないということが分かる。どのように効率を上げ、排気管を減らして二酸化炭素排出を削減して石油消費を減少させるかについて、ここに5つのすばらしい回答が出ている。これら最終候補は、自動車が環境とうまく適応する未来の自動車社会へと進化するために、大きな選択の幅を提供するというそれぞれのアプローチを取っていることを高く評価すべきである」と語った。

 グリーンカー・ジャーナル誌の編集に携わる人たちは、最終選考を5台に絞ることが決してたやすくないと話している。環境への影響を改善し効率を上げている文字通り何十台もが検討の対象となった。燃料だけで走行する車両と技術も対象になり、高効率のガソリン、ディーゼルのモデル車もガス燃料、電気その他の代替燃料車と共に検討の対象に含まれた。最終的に5台に絞る過程では、定量的な環境への配慮の達成だけでなく、市場での意義と「新奇さ」も多くの評価基準の一つとして考慮された。

 グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(登録商標)の選考委員には以下の環境保護団体代表も加わった。シエラクラブ会長でナチュラル・リソース・ディフェンス・カウンシル議長のカール・ポープ氏、オーシャン・フューチャー・ソサエティのジャンミシェル・クストー理事長、グローバルグリーンUSAのマット・ピーターソン会長。これに自動車愛好家で「ザ・トゥナイト・ショー」の司会役であるジェイ・レノ氏と自動車界の象徴、キャロル・シェルビー氏が加わり、グリーンカー・ジャーナル誌の編集者とともに2012年度の選考委員会を構成している。

 ▽グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year、登録商標)について
 グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(GCOY)賞は、自動車産業における環境上の進歩を紹介するグリーンカー・ジャーナル誌の使命の重要な一環である。グリーンカー・ジャーナルは1992年に創刊され、高燃料効率、低排出ガス、先端テクノロジー、代替燃料車に関する一級の情報源と見なされている。同誌の購読契約情報はダウンロード可能なサンプル版とともに、GCJUSA.com(http://www.gcjusa.com)で閲覧できる。Green Car of the Year(登録商標)はグリーンカー・ジャーナルとRJコーガン・スペシャリティ・パブリケーションズ・グループの登録商標である。

 ▽ロサンゼルス・オートショーについて
 2011年ロサンゼルス・オートショーは、シーズン初の主要な北米オートショーとしておよそ50台の新車が世界と北米でのデビューを飾る。報道関係者のプレスデーは11月16、17の両日で世界の自動車メーカーが25以上の記者会見を行う予定。ツイッターTwitter.com/LAAutoShow(http://twitter.com/LAAutoShow)、フェイスブックFacebook.com/LosAngelsAutoShow(http://facebook.com/LosAngelesAutoShow)でロサンゼルス・オートショーの話に加わろう。アラート情報はLAAutoShow.com(http://www.laautoshow.com)


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