ロサンゼルス・オートショー、世界の新車30台以上がデビューへ
【ロサンゼルス３日PRN＝共同JBN】ロサンゼルス・オートショー（LA Auto Show）は３日、ことし１１月１６、１７の両日行われる報道関係者を招いた２０１１年プレスデーに５０台以上の新車がデビューすると発表した。
オートショー開催までまだ４カ月あるが、すでに世界各地から１７台の新車と北米から同数の新車のお披露目が決まっており、近くさらに参加が発表される予定。２０１０年のオートショーでのモーメンタムを引き継ぎ、自動車業界の歴史的進化を実現しながら、ロサンゼルス・オートショーは業界をリードする展示会として、電気自動車やその他の画期的な代替燃料技術を含む燃費の良い車両のための展示会としての役割を拡大し続けている。この展示会ではまた引き続き設計、豪華さ、性能及び前進のための技術における革新を浮き彫りにする。
オートショーの魅力をひときわ増すのは、昨年のショーに出品されたすべてのブランドが再び戻ってくることで、自動車メーカーの多くが展示スペースを拡大し、インタラクティブなコンテンツと体験を増やして内容を強化している。
ロサンゼルス・オートショーのゼネラルマネジャーであるアンディ・フゼジー氏は「今年のショーのメッセージは明確である。自動車産業は勢いづいており、LAオートショーは自動車メーカーが業界を主導していく革新的製品を発表する重要な場所である」と語った。
自動車産業における大きな変動は収まりつつあり、北米市場が回復基調にあるため、世界中の自動車メーカーが新車を投入してきている。その結果、将来の移動性を引き続き方向付ける多くの新製品が登場する。フォード１社だけで３台の新車、ゼネラルモーターズは２台を展示し、フィアット、三菱、スバル、フォルクスワーゲンも重要な世界デビューを行う予定。
現代自動車はすでに新車２台を展示すると発表している。１台はエラントラ・クーペ（Elantra Coupe）で、コンパクト・クーペ分野での競争力を備えるため生産ラインを拡大している。もう１台は高級車分野に近いアゼラ（Azera）である。
ことしのオートショーでは多くの高級車の展示が予測されている。この中には完全にモデルチェンジしたミッドサイズ・クロスオーバーで現在の７席オプションより燃費が向上した日産のインフィニティJXクロスオーバー（２０１３年）が含まれている。その他、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、リンカーンが新車を展示することが決まっている。
北米での新車展示についてはさまざまな予測が出ており、驚くような見通しもある。その中にはアウディが北米に数種類の新車を投入するというのも含まれている。またBMWは新たなBMW iコンセプトカーを米国で初めて展示する。これら新開発の電気自動車であるBMW i3とBMW i8の２車種は、電動および走行距離を拡大するIC/電気推進を備えており、環境に配慮した自動車の革新的な新BMWブランドとして最初の2車種となる。マツダはCX-5コンパクト・クロスオーバーを展示する。CX-5はマツダSKYACTIVパワートレインとシャーシ技術を備えた全く新しいSUV車である。また、ボルボは画期的なコンセプトカーを展示する。
LAオートショーはすでに、環境に配慮した最新の車両を展示するオートショーとして認められている。環境に取り組んだ車両に与えられるグリーンカー・オブ・ザ・イヤー賞、グリーンカー・ライド＆ドライブ、ニールセン・オートモーティブ・グリーン・マーケッター・オブ・ザ・イヤー賞など環境関連ニュースもオートショーの定番となっている。だが今年のオートショーでは、車両のリモートコントロール、車両内データサービス、ネットワークによるエンターテインメント・システム、自動運転制御などの先進技術開発に関するニュースも増えると予想されている。
▽ロサンゼルス・オートショー（LA Auto Show）について
２０１１年ロサンゼルス・オートショーは、シーズン初の主要な北米オートショーとして業界が重視する新車の発表を主催し、今年の基調を決める場所になる。開催期間は１１月１６、１７の両日がプレスデーで、一般公開は１８日から２７日まで。報道機関の登録受け付けは９月１３日から。LAオートショーは世界で最も多くに人が訪れる展示会の一つである。最新のニュース、情報を得るにはツイッター（tiwitter.com/LAAutoShow）とフェイスブック（facebook.com/LOsAngelesAutoShou）を参照。アラート情報の受信は以下で登録を。LAAutoShow.com
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- ［四輪・二輪］ロサンゼルス・オートショー、世界の新車30台以上がデビューへ 2011/08/04 木曜日
