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東レ、独ダイムラーと自動車向け炭素繊維を共同開発

 東レは28日、ドイツ大手自動車メーカーのダイムラーAGと、炭素繊維複合材料(CFRP)自動車部品の共同開発契約を締結したと発表した。

 両社は今後、東レが開発したCFRPの革新的成形技術である「ハイサイクルRTM(Resin Transfer Molding)成形技術」を活用して、CFRP自動車部品の開発を進める。

 開発において、東レは、最適な炭素繊維素材の開発に加えて、主として部品設計と成形プロセスの技術開発を、ダイムラーは主として接合技術の開発を展開。

 両社が保有する技術を融合することで、圧倒的に短サイクルの成形加工プロセスを実現し、3年以内にダイムラーのメルセデスベンツ乗用車にCFRP部品を適用開始する計画。


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