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エキスポ・ソーラーが成功裏に閉幕、太陽光発電で熱気

 【ソウル10日PRN=共同JBN】太陽光発電市場は2月3日から5日までの3日間大いににぎわい、韓国の国際展示場(KINTEX)では熱気で沸き立った。昨年の大成功に続き、「エキスポ・ソーラー」(EXPO Solar、http://www.exposolar.org)が今年も開催され、出展者と訪問者の双方から一様に、より熱烈な歓迎と反応を受けた。

 極めて困難な2009年が終わり、太陽光発電市場は世界中で回復の兆しが見えてきている。世界の太陽光発電市場が回復に向けて歩み始めたことに伴い、ソーラー専門家は市場心理を探るために「エキスポ・ソーラー2010」に集まった。

 3日間にわたるイベントには1日平均1万人の訪問者が訪れ、ドイツ、イタリア、米国などの主要な太陽光発電市場から1000人余の主要なバイヤーが集まった。

 世界クラスの電子産業の最大手企業サムスン電子とLG電子は、「エキスポ・ソーラー2010」に参加することによってソーラーに対する真剣さを示した。両社がこの種のイベントに参加したのは初めて。

 サムスン電子は、18パーセント効率のc-Si太陽電池と255Wpモジュールを国際市場に対して初公開した。LG電子は11・1パーセントの世界最高レベルの効率を備える薄膜太陽電池を紹介した。

 市場をリードする300社以上の企業が参加した。これらの企業は、シュマルツ(Schmalz)、シュミット(Schmid)、テンプレス(TEMPRESS)、ティゴ・エナジー(TIGO ENERGY)、KLA-テンコア(KLA-Tencor)、シノバ(Synova SA)、EFD(NORDSONの1企業)、コヒレント(Coherent)、ヨナス&レッドマン・フォトボルティックス・プロダクション・ソリューションズ(Jonas & Redmann Photovoltaics Production Solutions)、Kacoニュー・エナジー(Kaco New Energy)、エヌ・ピー・シー(NPC)、ベクター・ジャパン(Vector Japan)、トリナ・ソーラー(Trina Solar)、アストラナジー(Astronergy)、ETソーラー(ET Solar)、C.E.E.G、現代重工業(Hyundai Heavy Industries)、ネクソロン(Nexolon)、SKC、LSTエナジー(LST Energy)、ダイソルティモ(Dyesoltimo)、ジュソン・エンジニアリング(Jusung Engineering)、SFA、AMC、EOテクニクス(EO Technics)、パル(Paru)、GNR、D-ソラーテク(D-Solartech)、サムヤン・リダクション・ギア(Samyang Reduction Gear)など。

 出展者からは予想を上回る結果が報告された。トリナ・ソーラーのアジア太平洋マーケティング・マネジャーのジェローム・マゼット氏は「われわれは事業をアジアと世界に広げていくので、今回のイベントにおいて重要な影響が出るものの中で、とりわけ工夫した可視性と公開性はわれわれにとって貴重であった」と語った。

 エキスポ・ソーラー組織委員会のジェフリー・チョイ委員長はエキスポ・ソーラーの成長について「『エキスポ・ソーラー2010』の65パーセントを超える展示者は2011年のイベントのためのスペースを予約しただけでなく、面積も2倍にした」と評した。

 次の「エキスポ・ソーラー」は2011年2月16日から18日まで、韓国の国際展示場(KINTEX)で開催される。


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