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スカイ・ホールディング、アビアンカ航空にエアバス納入

 【サンフランシスコ10日PRN=共同JBN】スカイ・ホールディング・カンパニー社(Sky Holding Company, LLC)は10日、エアバスA320-214の1機をコロンビアの有力航空会社エアロビアス・デル・コンティネンテ・アメリカーノ社(Aerovias del Continente Americano S.A.、以後アビアンカ)に納入したと発表した。今回の取引は、スカイとアビアンカとの長期関係の継続を象徴し、オークツリー・キャピタルとの提携関係の下で構築を進めているスカイの新たな保有航空機編成の初のセール・アンド・リースバック取引となる。

 スカイ創設者のリチャード・ワイリー最高経営責任者(CEO)は「中南米最強の航空会社で当社と長期にわたり重要な提携関係にあるアビアンカと新たな取引ができたことを大変喜んでいる。われわれは世界中の有力航空会社に対し燃料効率が良い新型の航空機をリースすることを重視している。われわれは向こう2年間にわたり野心的な成長計画を立てており、今回の取引は当社の多くの同様な取引の中で、オークツリー・キャピタルの5億ドル支援を受けて達成した最初である」と語った。

 アビアンカのヘラルド・フラジャレス最高財務責任者(CFO)は「アビアンカはスカイとセール・アンド・リースバック取引の結果として、13機目のエアバスA320搬入を受けたことをうれしく思う。当社はこの新しい航空機で、引き続きコロンビア、欧米の当社路線で快適と効率に基づく高品質サービスを提供していく」と語った。

 ▽スカイ・ホールディング・カンパニー社(Sky Holding Company, LLC)について
 スカイはサンフランシスコに本社を置くフルサービスの航空機リース会社。シアトル、マイアミ、ブエノスアイレスに支店があり、2010年に欧州支店が開業する。ペガサス航空で協力した経営チームは、合わせて90年以上の業界経験がある。チームは100億ドルを超える航空機を取得、400機以上を購入、転売し、欧州、アジア、北米で30以上の融資業者、投資銀行と関係を築いてきた。スカイの自己資本は、同社経営チームと700億ドル以上の資産を管理する国際的オールタナティブで非伝統的な投資企業のオークツリー・キャピタル・マネジメント社(Oaktree Capital Management, L.P.)によって出資されている。

 ▽アビアンカ(Avianca)について
 アビアンカは米州で創設された最初の航空会社である。アビアンカは、ブラジルのオーシャン・エアー(Ocean Air)、エクアドルのビップ社(Vip S.A.)とともにシナジー・アエロスペース・グループの一員である。アビアンカは現在、6000を超える直接のコラボレーターと60機の短・中・長距離の航空機編成を持ち、コロンビア国内21地点、欧米22地点に直行便を運航している。同社はボゴタにある同社ハブから国内・国際の目的地を結ぶ1日あたり平均350便を提供している。乗客は、同社が直接および他の有名国際航空会社とのコードシェア契約を通じて運航する目的地間の乗り継ぎに6000以上の選択肢がある。乗客航空輸送業務に加えてアビアンカは旅行、郵便、カーゴ、国際宅配業務のほかに、当社ビジネス部門を通じた航空支援サービスを提供する。詳細情報はウェブサイト(www.avianca.com)を参照。


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