放射線腫瘍治療技術のヌクレトロン、過去最高の利益を計上
【フェーネンダール（オランダ）２４日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】放射線腫瘍治療技術のグローバルリーダーであるオランダのヌクレトロン社は２４日、２００８年の純売上高１億１２４０万ユーロ（約１億６５００万米ドル）という堅実な財務結果を発表した。
ＥＢＴＤＡ（金利・税金・償却前利益）は（為替変動の影響を除いて）過去最高の１７００万ユーロとなり、特に第４四半期の業績が通年の好結果に貢献した。同社は厳しい世界経済状況にもかかわらず２００８年の業績見通しを超えたが、これは主として近接照射療法（ブラキセラピー）治療法に対する新たな業務努力集中と外部ビーム治療計画ソフトウエア・ソリューションでの製品提供拡大に起因する。
２００８年に発表したいくつかの発展に中でも、ブラキオセラピーでがん治療計画を最適化する新しい包括的な放射線量ベースの治療計画ソリューション「オンセントラ（Ｏｎｃｅｎｔｒａ＝登録商標）ブラキ」を導入した。さらにオンセントラＲＴビューワーが２００８年に認可を取得した。臨床病理医はオンセントラＲＴビューワーを使って、ウインドウズＰＣ環境で医用画像通信規格ＤＩＣＯＭ準拠の各種治療計画システムで生成される放射線治療計画を目視評価することができる。
ヌクレトロンのヨス・ラメルス最高経営責任者（ＣＥＯ）は「われわれは２００８年下半期に、イノベーションとマーケティングの重点的努力を改善するとともに経営チームを強化した。今後数カ月に多くの製品がリリースされることを考えると、２００９年の目標は計画通り順調に達成されるだろう」と語った。
▽ヌクレトロンについて
ヌクレトロン（Ｎｕｃｌｅｔｒｏｎ）は放射線腫瘍治療技術のグローバルリーダーであり、臨床チームと協力して患者介護を改善する革新的なソリューションを実現している。同社は統合製品、ソフトウエアとサービスを通じて、放射線治療法の最高の選択肢を提供するため努力している。ヌクレトロンの哲学にとって決定的に重要なのは、顧客とソリューション・プロバイダーの間の伝統的な境界を変える個々の臨床チームとの緊密な協力関係の確立である。同社の多くの従業員は腫瘍治療について臨床経験を持っており、臨床病理医の複雑なニーズについて深い理解を提供する。
詳しい情報はhttp://www.nucletron.comを参照。
前後の記事
記事バックナンバー
- ［国際情報］放射線腫瘍治療技術のヌクレトロン、過去最高の利益を計上 2009/04/27 月曜日
