現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 国際情報


ブルートゥース仕様のHDP、ブルーギガ社が医療機器向け

 【コンティニュア・ウィンター・サミット、東京4日PRN=共同JBN】フィンランドのブルーギガ・テクノロジーズ社は4日、同社のOEM向けブルートゥース・モジュールがブルートゥース仕様のヘルス・デバイス・プロファイル(HDP)で利用可能になったと発表した。ヘルス・デバイス・プロファイルはブルーギガ社のiWRAPファームウエアに統合され、ブルーギガのモジュール内で動作し、すべてのタイプのヘルス機器あるいは医療デバイスについてエンジニアリングとテスト時間を顕著に単純化し削減する。

 ブルーギガ・テクノロジーズ社の顧客サービス・製品担当ディレクターであるミッコ・サボライネン氏は「当社のヘルス・デバイス・ブルートゥース・プロファイルはブルーギガ・OEMモジュールとともに、機器メーカーが極めて限定的な量のエンジニアリングで既存もしくは新しいデバイスに無線機能を開発することを支援する。ブルーギガ・モジュールは、ブルーギガによって完全にサポートされており。OEMにとってブルーギガはあらゆる種類の開発もしくはサポートの唯一接触先であることを意味する」と語った。

 ヘルス・デバイス・プロファイルはブルーギガ・WT11クラス1・モジュールとブルーギガ・WT12クラス2・モジュールの双方で出荷され、英半導体メーカーCSR製シリコンとを使用し、ブルーギガのiWRAPブルートゥース接続ファームウエアを動作する。ブルーギガはCSR製シリコンに依存するHDPを提供する世界初の企業である。ブルーギガのアクセスサーバーとアクセスポイントは、2009年後半にHDPブルートゥース・プロファイルをサポートし、インテグレーターはブルートゥースを使って確実で信頼できるネットワーク利用の遠隔健康医療システムであるテレヘルス・ネットワークを設定することができる。

 ブルーギガのトム・ノードマン副社長(販売・マーケティング担当)は「ブルーギガ・ブルートゥース・モジュールを利用するHDPは、このブルートゥース・プロジェクトが可能な最高の製品信頼性とともに高品質の基準を満たそうとするOEMにとって素晴らしい方向である。われわれは既に当社OEMモジュールとアクセスサーバー向けにかなりの数の世界をリードするヘルス機器と医療デバイスメーカーの顧客を持っており、このヘルス・デバイス・プロファイルはまたほかの医療デバイスメーカーにも受け入れられる製品を製作する顧客を支援する」と語った。

 ヘルス・デバイス・プロファイルは現在テストと開発目的で入手できる。さらに詳しい情報はhttp://www.bluegiga.com/healthcareを参照。

 ▽ブルーギガ・テクノロジーズ(Bluegiga Technologies)について
 ブルーギガ・テクノロジーズはブルートゥース準拠のアクセスソリューションとブルートゥース・OEMモジュールで世界をリードするプロバイダーである。同社はフィンランドで2000年に設立され、米マサチューセッツ州ボストンにセールスオフィスを保有している。同社は50カ国余りに認定流通会社と付加価値再販業者の広範な販売網を持っている。
 詳細はhttp://www.bluegiga.comを参照。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する