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スノーゴルフ世界選手権、100万ドルのパット持ち越し

 【オーバータウエルン(オーストリア)3日PRN=共同JBN】先週末、2009年スノーゴルフ世界選手権大会がゴルフに新たな次元を開いた。このファーストクラスのイベントとクライマックスのパットコンペは、有名人やゴルファーを世界中から、フィリピン、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)のような離れたところからも、オーバータウエルン・スキーリゾートに引き寄せた。このイベントはマーケティング主導の高級ライフスタイルプロジェクトを提供するビジョンに満ちた企業であるPNYGがスポンサーだった。PNYGはこのトーナメントで「100万ドルのパット」も開始した。

 出場申し込みは多数に上ったが、出場者は100人のアマチュアゴルファーだけに厳しく制限された。オリンピックチャンピオン、世界チャンピオン、有名人たちはすべて踏み固められたオーバータウエルンの雪のなかで見守った。競技は特設の9ホール(パー36、全長2700メートル)で行われた。スノーマシンを使ってフェアウェーが準備され、アウトオブバウンズは自然の深い雪で形成され、「ホワイト」パッティングサーフェスは手でつくられた。

 2007年チャンピオンのアディ・ヘングストベルガー(デンマーク)が優勝した。2、3位はトリスタン・デービッド(フィリピン)、ピーター・ドブロウォスキ(オーストリア)だった。女性の新世界チャンピオンはサラ・ホルツル(オーストリア)だった。
 2009年スノーゴルフ世界選手権のクライマックスで、世界最高額のアマチュアの賞金をかけた「100万ドルのパット」が世界で初めてオーバータウエルンで行われた。このイベントの参加者は18メートルの距離から100万ドルのパットに挑む1回だけのチャンスを与えられた。このパットへのメディアの関心は盛り上がり、数十のカメラチームが映像を世界中に中継した。

 アマチュアの競技者とともにスポーツ界、ショービジネス界の多くの著名人が重要な大義--「ウィングズ・フォー・ライフ(命への翼)(脊髄研究財団)」「イーグルズ・チャリティー・ゴルフクラブ」--のために「100万ドルのパット」を沈めようとした。DJ・オッチ、飛行機レース世界チャンピオンのハンネス・アーチ、ボクシング・チャンピオンのアクセル・シュルツ、サッカースターのアレックス・ジクラーとルネ・アウフハウザー、FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ優勝者のレーナー・ボンホフ(ドイツ)、オーストリア・ゴルフ協会のフランツ・ウィットマン、俳優のサッシャ・ウッソウがベストショットを見せると息の詰まるような雰囲気になった。2回はボールがホールに入りそうにみえた。結局、だれもこのビッグパットを沈めることができず、賞金は次回選手権まで持ち越された。

 詳しい情報は以下へ。

 主催者:ゴルフ・アンド・モア(GOLF AND MORE) 電話:+43(0)664-5200344、 Eメール: office@golfandmore.at、 http://www.snowgolf-worldchampionship.com
 メディア問い合わせ:コム・パッシオン・ミュンヘン(komm.passion Munich)電話: +49(0)89-48927277、Eメール: vladislav.parapanov@komm-passion.de
 PNYGは「100万ドルのパット」のパートナーでクリエーティブディレクター。PNYGについての詳しい情報はhttp://www.pnyg.comへ。


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