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中国国際航空、機体に絵描いた旅客機を新たに公開

 【北京8日新華・PRN=共同JBN】中国国際航空(Air China)の絵画の描かれた旅客機ツージン・ハオ(Zijin Hao、紫禁パビリオン・ライナー)が国慶節(建国記念日)の1週間の休日2日目になる10月2日、新たに公開された。この旅客機は9月19日に就航したツーチェン・ハオ(Zichen Hao、紫宸パビリオン・ライナー)旅客機1対のうちの1機。ツージン・ハオの機体上の絵は牡丹の花1輪と数本の小枝を描写しており、フォービドゥン・パビリオン・ファーストクラスの芸術的なロゴを再現している。

 人間工学的な設計の座席を配備したこのエアバスA330-200型ジャンボジェット機は10月4日に杭州へ処女飛行を行い、今後はローマ、バンクーバー、パリ、一部国内線ルートの飛行で使用される。

 外国航空会社が企業イメージを確立しブランド力を高めるために自社航空機に絵を描き始めてからかなりの時間が経過している。しかし機体に絵を描くのは中国の航空会社にとってはまだ新しいことだ。世界最高クラスの航空会社への成長を目指す大望を抱いている中国国際航空は、長年にわたり顧客重視のコミットメントを明確に示してきた。同社はオリンピック・エアライナー・パートナーに指名されてから機体に絵を描き始め、オリンピックをテーマとしたこれらの旅客機は同社の特権的地位を際立たせた。

 ツージン・ハオとツーチェン・ハオは、同航空のハイエンド商品であるフォービドゥン・パビリオン・ファーストクラスとキャピタル・パビリオン・ビジネスクラスを視覚的に表現している。最新の機内装飾と完璧なサービスは視覚的な観点から同航空のハイエンド商品のコンセプトを完成する。近い将来、絵の描かれたこの2機のほかにファンホアン・ハオ(Fenghuang Hao、鳳凰ライナー)、ムータン・ハオ(Mudan Hao、牡丹ライナー)、スーチョワン・ハオ(Sichuan Hao、四川ライナー)などさらに多くの旅客機に絵が描かれる。

 中国国際航空のブランド構築と商品イノベーションの絶え間ない努力が実を結んでいることは明白で、そのひとつの例として同社のブランド価値の一貫した上昇が挙げられる。ブランド価値が302億1200万人民元になった中国国際航空は今年6月に、世界ブランド研究所(World Brand Lab)から「中国のトップブランドランキング500」で第26位に指名され、今年7月には同研究所の「世界のトップブランド500」のリストに記載された。

 国際的な評価の高い英語の旅行雑誌「ビジネストラベラー」が最近実施した調査では、中国国際航空は再度「年度最優秀中国航空会社」に選ばれた。またボイジ(Voyage)マガジンとwww.sohu.comにより「年度最優秀航空会社」にも選ばれた。


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