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日本製粉セラミド研究が学会発表のハイライト演題に選出される

ニュースリリース|グルコシルセラミド|

 日本製粉(株)(社長 青崎済)は、トウモロコシから抽出したグルコシルセラミドが、経口摂取することによりヒト皮膚の保湿効果を高めることに有用であることを確認しました。この研究成果については、2008年3月27日(木)に、名古屋市で開催される日本農芸化学会大会においてハイライト演題に選定され、口頭発表致します。

 今回の研究で注目すべき点としては、経口摂取したセラミドが従来知られている実験よりも比較的高含有量(2mg/日と10mg/日)であるということと、同一研究機関で原料が異なるセラミドでそれぞれ保湿効果を確認したという点が挙げられます。当社は米から抽出したセラミドでも同様の保湿効果を確認し、2006年9月に日本油化学会年会でオレオマテリアル賞を受賞しています。

 この研究成果により、美容効果、乾燥による肌の痒みやアトピ-性皮膚炎患者への肌保湿効果などを訴求する機能性食品への応用の可能性が大きく拡がります。尚、本研究は帯広畜産大学(大西正男教授)との共同研究です。

1.研究の背景と目的
 ヘルスケア市場は今後も成長が期待されており、セラミドやコラ-ゲンのような機能性素材による「美容訴求」が注目されています。これらの機能性素材は安全・安心な素材で、かつ科学的効果の裏付けがあるものが望まれており、動物性素材から植物性素材へシフトする傾向が強まっています。

 本研究では、機能性食品素材としてトウモロコシから抽出したグルコシルセラミドを経口摂取した場合、ヒトの肌に与える影響(保湿効果)を検証しました。

2.学会発表
学会名:日本農芸化学会大会
発表日時:2008年3月27日(木) 名城大学(名古屋市天白区)にて
発表演題:「植物由来グルコシルセラミドの経口摂取による皮膚保湿効果」
発表者:日本製粉(株)中央研究所 機能性素材研究室 研究員 宮下留美子

3.研究の概要
 グルコシルセラミドの経口摂取により、角層水分量が上昇し、また経皮水分蒸散量が抑制されたことから、バリア機能の向上による皮膚保湿効果が確認されました。肌の保湿効果の測定は、摂取後2、4、6週間目に機器測定を行いました。その結果、摂取開始2週間後から皮膚保湿効果観察されましたが、いずれの段階でも2mg/日と10mg/日摂取群の間では大きな差はありませんでした。また、10mg/日摂取しても血液成分の生化学検査で人体への悪影響は観察されませんでした。

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