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台湾エイサーがスマートフォンメーカーE-TENを買収

ニュースリリース|経営,買収,モバイル|

 日本エイサーは6日、台湾パソコン最大手のエイサーがR&D強化に向けてスマートフォンメーカーのE-TENを買収したことを発表した。モバイル市場における優位な地位を築くためだとしている。以下、発表内容。

 エイサー(acer本社:台湾・台北)は2008年3月3日、同じく台湾に本社を置くスマートフォンメーカーのE-TENの買収を発表しました。

 買収の契約において、エイサーは相場比率1:1.07での株式交換を掲示し、その株式対価は90億台湾ドルに値します。また、新たに発行される株式はエイサーの発行済み株式の約6%を占めます。買収は満場一致で両社の取締役会にて認可され、株主総会および政府からの認定も含め、互いの条件提示に従って2008年の第三四半期までには完了する見込みです。

 エイサーでは、以前からモバイル市場の成長に可能性を感じ、世界的に見ても最先端のモバイルソリューションを提案してきました。昨今のモバイル技術は常に進化しており、その先端に立つためには技術とアプリケーションが、ビジネス及び一般消費者のニーズとマッチさせることが不可欠です。この度のE-TENの買収は、最近のゲートウェイ買収、パッカード・ベル買収に続き、エイサーの事業領域拡大に貢献するもので、E-TENに限っては、エイサーがモバイル市場における主要プレーヤーになることを目指す考えの表れです。両社のR&Dに対するこだわり、および両社の消費者志向の文化に加えて、世界規模にまで成長したエイサーのマーケティング力が合わさった今、E-TENは、エイサーのモバイル市場における基盤構築、更なるコミュニケーションの展開をサポートすることになります。

 エイサーの最高経営責任者(CEO)J.T. Wang氏は声明で、「E-TENを買収する戦略は、またもやエイサーの改革にとって大切な一歩となった。E-TENの買収は、モバイル分野における当社の存在意義を強く信頼性の高いものにし、世界市場におけるエイサーの足場を固めてくれる。」と発表しています。

 エイサー会長のGianfranco Lanci氏は、「世界のスマートフォン市場は、2011年までに30%以上の成長が見込まれている、AcerはPCと通信技術の融合を通して、ウルトラモバイル分野における競争力を高めていく」と述べています。

 E-TENはこれまで数々のポケット用のPC電話で成功を収めており、それらはGPRS、Wi-Fi、ブルートゥース、GPS、3.5G GSMなどの組み合わせも搭載されているものです。2006年、E-TENでは自社のIT中心のプロダクトに並ぶほど、消費者向け機器分野が成長を遂げ、それらポケットサイズのPC電話や周辺アクセサリー専用のブランド名Glofiishを創立しました。
 E-TENの買収は、エイサーが進化の速いスマートフォン市場において重要な位置に立つことを加速させます。ウルトラモバイルの技術発展においても期待は高く、エイサーのモバイルソリューションがより幅広いユーザーに向けて展開していくことになります。
 ▽エイサーについて
 acerは、1976年に台湾で創立、情報産業の礎としてコンピュータ業界をリードし、欧州でそのブランドを進化させてきました。現在、欧州ではトップクラスのブランドとなり、世界規模では第3位のPCベンダーとして成長しました。Acerのビジョンとして、次世代PC管理プラットフォーム「Empowering Technology」、さらにその先にある人と技術の間の障壁を取り除く「Empowering People」をコンセプトに掲げ、人々のライフスタイルを強化するテクノロジーの提供を第一に新しいITブランド企業を目指しています。

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