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サントリーが環境緑化事業「midorie」を開始

ニュースリリース|環境,緑|

 サントリー(株)は、環境緑化事業「midorie(ミドリエ)」を本格的に展開するため、環境緑化部を新設(リリースNo.10034参照)し、3月から環境緑化ビジネスに本格参入します。また、独自に開発した屋上緑化システム「緑の屋根」、壁面緑化システム「花のかべ」を、3月3日(月)から首都圏および京阪神地区で先行発売します。

 「midorie(ミドリエ)」とは、「街をミドリへ」というメッセージをこめて、「緑のアトリエ」をイメージして名づけた当社の環境緑化事業ブランド名です。
この「midorie(ミドリエ)」の柱となる、屋上および壁面緑化システム「緑の屋根」「花のかべ」は、当社が独自に開発した新素材「パフカル」※を土の代わりに使用した新しい緑化システムです。土を使わないことで、

(1)“軽い”
(2)“植物がよく育つ”
(3)“取り扱いが簡単”

 という特長を実現しました。従来のシステムで指摘されていた、“建物の耐荷重が少ないので屋上緑化ができない”あるいは“土が偏り、植物が枯れてしまう” “土が崩れて周囲が汚れる”などの問題を解消する画期的なシステムです。また、販売のみならず、機材の設置、植物のアフターメンテナンスまで“緑のある快適な空間づくり”の提案を一貫して行ないます。

※ 「パフカル」:ウレタンをベースに当社が開発したスポンジ状の新素材。
やわらかくて“軽いパフ”をイメージさせ、さらに画期的な技術の象徴として「パスカル」の名前に由来したネーミング。

 「水と生きる SUNTORY」をコーポレートメッセージに掲げる当社は、創業以来、水や植物といった自然の恵みを事業の基盤としており、かねてより愛鳥活動や省資源・省エネルギー活動、さらには水源涵養活動といった幅広い環境保全活動を進めています。一方、ここ数年、環境問題は急速に深刻化しつつあり、当社も、さらなる環境保全活動を推進していくため、これまで培ってきた独自の技術・ノウハウを生かした新たな取り組みを検討してきました。

 今回、環境緑化事業「midorie(ミドリエ)」を本格的に展開し、ヒートアイランド現象の緩和や屋内への断熱効果を図るだけでなく、“緑のある快適な空間づくり”の提案も行なっていきます。

▽屋上緑化システム「緑の屋根」、壁面緑化システム「花のかべ」について

 土の代わりにウレタンをベースにした新素材「パフカル」を使用することで“軽い”“植物がよく育つ”“取り扱いが簡単”という特長を実現した緑化システムです。

(1)軽い
 土を使わずに「パフカル」を使用することで、業界トップクラスの軽量(40kg/m2)を実現しました。耐荷重の少ない建物の屋上での緑化に最適です。

(2)植物がよく育つ
 植物の成長には、根に水だけでなく十分な空気も必要なことは知られています。「パフカル」は、水分をほぼ均等に保持するだけでなく、通気性が優れているため、根への酸素供給が良好で、植物がよく育ちます。

(3)取り扱いが簡単
 土を使わずに成型されているので、土がばらばらとこぼれ崩れることもなく、周囲を汚す心配がありません。また、植物の植え替えは、「パフカル」を交換するだけなので、季節ごとにお好みの植物をお楽しみいただくことも可能です。メンテナンスも容易で、土が流れだしたり、垂直にすることで生じる土の偏りの心配もありません。

※商品名等の詳細は以下ページよりご覧いただけます。
http://www.suntory.co.jp/news/2008/10033.html

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