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オレンジソフト、エアー　電子メール誤送信防止ソリューション共同開発

ニュースリリース|電子メール,セキュリティ|

　株式会社オレンジソフト（本社・東京都品川区、日比野洋克代表取締役）と、株式会社エアー（本社・大阪府吹田市、北山洋一代表取締役アー）は、電子メールセキュリティ分野で協業し、誤送信防止ソリューション製品の共同開発を行うことに同意したことを発表いたします。

　開発する新製品は、オレンジソフトの暗号化技術とエアーのアーカイブ技術を初めとする、両社が長年培った電子メール技術・ノウハウを結集した、誤送信防止のための統合的なメールセキュリティソリューションとなります。本製品は、今春にリリースの予定です。

＜協業の背景＞
　電子メールは、いまや、企業内で最もよく使われるアプリケーションといわれています。電子メールが企業のコミュニケーション手段の中心となった結果、電子メールによる情報漏えいのリスクが増大しています。

　中でも添付ファイルには詳細な重要情報が含まれる場合が多く、故意や過失による添付ファイル誤送信に起因する情報漏えいの防止は、個人情報保護、内部統制強化などのコンプライアンスはもとより、訴訟・損害賠償や企業ブランド・信用失墜などのリスク対策として、あらゆる企業にとって重要な課題になっています。

　オレンジソフトとエアーは、ともに国産の電子メール関連製品の開発・販売を行ってきた実績ある会社です。両社とも、それぞれの営業活動を通じて、近年、誤送信防止への企業ニーズが高まってきていることを実感してきました。

　このたび、オレンジソフトの暗号化技術とエアーのアーカイブ技術を融合させることで、より高度な製品を短期間で市場に送り出すことができる点を評価し、共同で誤送信防止ソリューションを開発することに合意しました。

＜オレンジソフト　日比野代表取締役のコメント＞
　「かねてより同じ国産の電子メール関連システム開発会社として、エアー社とは懇意にしていましたが、両社ともに誤送信防止ソリューションの開発を目指していることがわかりました。今回の共同開発によって、お客様が必要とされているソリューションを迅速に提供することが可能となり、大変有意義だと考えています」。

＜エアー北山代表取締役のコメント＞
　「お客様とお話する機会が多いのですが、近年、電子メールの添付ファイルをめぐるトラブルについての相談を受けることが増えています。各企業のニーズは業種や業態あるいはメール環境により様々で、それに対応する多様な誤送信防止ソリューションの展開が可能であると感じています。今回の共同開発は、両社が長年培った日本のメールを処理する技術力とノウハウ、そして各社独自の技術力をあわせることで強力な新製品が誕生することは間違いありません。ぜひ、ご期待いただきたいと思います」。

　◆オレンジソフトについて　株式会社オレンジソフトは、電子メールシステムの研究開発に特化した企業です。添付ファイルの自動暗号化システム「ＢＲＯＤＩＡＥＡｓａｆｅＡｔｔａｃｈ」、デジタル署名・暗号化メールゲートウェイシステム「ＢＲＯＤＩＡＥＡｅｍａｉｌＰｒｏｔｅｃｔｏｒ」、携帯電話に対応したＷＥＢメールシステム「ｘＧａｔｅ」、メール暗号ソフト「Ｓ/Ｇｏｍａ」などセキュリティに配慮したメールシステムを一貫して提供し続けています。ＵＲＬ：http://www.orangesoft.co.jp/

　◆エアーについて　株式会社エアーは、電子メールアーカイブシステム「ＷＩＳＥＡｕｄｉｔ」の販売、Ｗｅｂメールシステム「ＷＩＳＥＷａｌｋｅｒ」、ＩＭＡＰサーバシステム「ＡＩＲＭＡＩＬＳｅｒｖｅｒ」、スパム撃退ソリューション「ＡＩＲＷＩＳＥＫｅｙ」などの電子メール関連サーバ製品の開発・販売を行うソフトウェアベンダーです。データベース監視・監査ソリューション「ＳＱＬＧｕａｒｄ」のマスターディストリビュータ、ｅ-レポートシステム「Ａｃｔｕａｔｅ」のディストリビュータとしても国内で販売実績を拡げています。ＵＲＬ：http://www.air.co.jp/