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ダイキン工業 販売会社「ダイキンスウェーデン社」設立

ニュースリリース|ダイキン,設立|

 ダイキン工業株式会社は、1月31日(現地時間)当社100%子会社の「ダイキンヨーロッパ社」を通じて、出資関係のあった「スベンスカダイキン社、Svenska Daikin AB」(本社・ストックホルム市、2006年売上高約8億円、従業員10名)の全株式を取得し、スウェーデン王国に、新たに暖房・空調機器販売会社「ダイキンスウェーデン社」(資本金約8百万円、本社・ストックホルム市)を設立しました。この販売会社は暖房事業を中心に事業展開を図る計画で、当社グループとしても初めての試みとなります。「スベンスカダイキン社」はスウェーデン王国の暖房・空調市場において販売網を持つ代理店であり、「ダイキンヨーロッパ社」とは1982年より取引関係があります。新会社設立により、スウェーデン王国において2010年には約38億円の売上高をめざします。

 今回新たに2つの営業所(イエテボリ市、マルメ市)を開設して暖房に特化した販売店の開発を推進し、ヒートポンプ式温水暖房機『アルテルマ』を中心に、最適な暖房・空調システムを提案していきます。

 スウェーデン王国は、欧州の中でも環境への意識が高く、地下水や空気等を熱源とするヒートポンプ式温水暖房の市場では欧州第1位の先進市場です。中でも当社の得意とする空気を熱源としたヒートポンプ式温水暖房機の市場は急速に拡大しており、2012年には約200億円(2006年比約3倍)になると見込んでいます。

 なお、当社は、2010年度を目標年度とする中期戦略経営計画「Fusion10」で、「省エネ給湯暖房システムによる給湯・暖房市場への参入」を重点テーマとして掲げています。欧州では環境意識の高まりにより、石油や天然ガスを直接燃やす燃焼式ボイラーによる温水暖房から、地下水や空気などを熱源とするヒートポンプ式温水暖房への切り替えが急速に進んでいます。空調分野で一般的なヒートポンプ方式は、暖房分野において燃焼式に比べてCO2排出量が少なく、高い省エネ性が評価されております。こうした動きを捉え、2006年に「ダイキンヨーロッパ社」は空気を熱源とするヒートポンプ式温水暖房機『アルテルマ』を独自に開発・発売し、フランスなどで好評を得ております。今回の新会社設立を機に、欧州だけでなく、グローバルの他地域への展開を含めて暖房事業を加速していきます。

<新会社の概要>
(1)会社名 ダイキンスウェーデン社(英文名:Daikin Sweden AB)
(2)所在地 スウェーデン王国ストックホルム市
(3)代表者 社長 クーン マテイス
(4)総資本 約8百万円
(5)出資比率 ダイキンヨーロッパ社100%
(6)設立 2008年2月1日
(7)事業内容 暖房・空調機器の販売およびアフターサービス
(8)人員 28名(2008年末計画)

<ダイキンヨーロッパ社の概要>
(1)会社名 ダイキンヨーロッパ社(英文名:Daikin Europe N.V.)
(2)所在地 ベルギー王国オステンド市
(3)資本金 約78億円
(4)出資比率 ダイキン工業100%
(5)設立 1972年3月
(6)代表者 社長 三中 政次
(7)事業内容 業務用空調機器等の生産および販売
(8)売上高 約2,270億円(2007年3月期、連結ベース)
(9)人員 約3,280名(2007年3月、連結ベース)

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