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65MPG(約27・6km/リッター)の燃費を達成

ニュースリリース|燃費|

スクデリ・グループ (本社:マサチューセッツ州ウェスト・スプリングフィールド 社長 サルヴァトーレ・スクデリ) は、スクデリ・エンジンとヨーロッパの低燃費車とのコンピューター・シミュレーションによる比較結果を発表いたしました。ターボチャージャーを用いた“エア・ハイブリッド式”のスクデリ・エンジンは、少なくとも65MPG(約27・6km/L、または3・7L/100km)を上回るデータを記録し、CO2排出量が大幅に削減できる事が証明されました。

ヨーロッパの低燃費ガソリン車の平均燃費は、およそ52MPG(約22・1km/L、または4・5L/100km)で、これはCO2排出量では約104g/kmに相当します。国際的に認められた独立研究機関であるサウスウエスト・リサーチ・インスティチュート(以後SwRIと表記:テキサス州サンアントニオ)に比較評価を委託した結果、スクデリ・エンジンのCO2排出量は85g/kmと算定され、既存のエンジンよりもCO2排出量が大幅に少ない事を表しています。

SwRIの調査では、ヨーロッパを代表する低燃費車の車重やCd値、パワー、最高速、加速などの平均値を算出。そうしたスペックと同様のパフォーマンス(最高速や加速、ドライバビリティ)が得られるようにギア・レシオなどをセッティングしたスクデリ・エンジンは、NEDC(新欧州ドライビング・サイクル)モードにおける優れた燃費性能を達成しました。

スクデリ・グループ 代表取締役 サルヴァトーレ・スクデリは、「スクデリ・エンジンが安定した出力を発生させながらより高効率である、という第三者機関による今回の評価は、OEM供給先への導入のための検討材料として大変重要なものです。この結果は、研究開発や日々繰り返される試験などと共に商品化に向けた流れにおいての重要なステップとなるもので、この新しい内燃式エンジンの効率性を示す数値は、今後の開発過程でさらに高まると自信を持っています」と語っています。

スクデリ・エンジンは新しい燃焼方式に基づいた“スプリットサイクル・エンジン”で、既存エンジンと同様の生産性を持ちながら、さらなる高効率性を実現させているのが特長です。基本設計は既存の4ストローク・エンジンと似ているものの、吸気と圧縮、燃焼と排気を、それぞれの役割に特化させた2つのシリンダーに分散させているのが大きな相違点。ターボチャージャーをミラーサイクル・モードで活用出来るほか、小型タンクに使用しなかった圧縮空気を蓄えた後に再利用する”エア・ハイブリッド”化にも適しており、それぞれのシリンダー形状を最適化する事で最小限の燃料消費を実現する事が可能です。

昨今、世界各国では地球温暖化対策、排出物の低減、脱石油依存などに対する回答を電気自動車に見出そうとしています。しかし、専門家は既存技術の限界、インフラ整備の難しさ、莫大な開発コストといった観点から、化石燃料に頼らない技術が普及するまでには数十年の時間を要すると予測しています。スクデリ社の高効率エンジンは、既存の生産設備を大きく変更せずに生産コストを最低限に抑え、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換プロセスの“橋渡し”を担う事が可能な、高効率性と低コスト性が大きな特長です。
スクデリ・グループは9月13日、IAAドイツ・フランクフルトモーターショーでの記者会見の場において、「ヨーロッパの低燃費車との比較評価の紹介」を発表いたしました。

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