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ウェスチングハウス日本法人社長にジャック・B・アレン氏

ニュースリリース|ウェスチングハウス|

 【ピッツバーグ(2009年7月1日)、及び東京(7月1日)】 ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニー(以下、ウェスチングハウス社)は、本日、ウェスチングハウス・エレクトリック・ジャパン株式会社(ウェスチングハウス・ジャパン社)を設立することを発表しました。新会社は、日本において、製造、調達、もしくは販売されるウェスチングハウス社の全ての製品とサービスの供給拠点となります。新会社の社長兼CEOには、現在ウェスチングハウス社上級副社長であるジャック・B・アレンが就任します。

 ウェスチングハウス社の社長兼CEOであるアリス・S・キャンドリスは、以下の通り述べています。

 「ウェスチングハウス・ジャパン社の設立は、拡大しつつあるグローバルな顧客との間に密接な関係を築くという方針に則ったものです。グローバルなお客様のより近くに拠点を設置し、戦略市場における成長を目指して、近年、地域に根ざしたビジネスモデルを強化してまいりました。また新会社の設立は、アジアにおけるビジネスを長期的に伸ばすという戦略の一環でもあります。」

 「今回の動きは、当社の日本における原子力発電市場に対する積極的な姿勢を反映したものです。我々は最近、日本で唯一加圧水型と沸騰水型の両方の原子炉向け燃料を製造する原子燃料工業株式会社を買収しましたが、日本の原子力発電市場の将来性を強く信じています。ジャックと彼が率いるチームは、最前線に立って市場における新しいチャンスを見出し、製品、サービス、技術の提供を通して、お客様の要求を満足させることをお約束します。ウェスチングハウス・ジャパン社は、また、東芝とも密接に協力し、日本の電力会社殿に対し、最大限のサポートを提供します。」

 新会社の社長となるアレン氏は、2005年5月よりウェスチングハウス社の上級副社長としてオペレーショナル・エクセレンス活動を担当してきました。同社での39年間のキャリアの早い時期には、原子力発電プラントビジネス、燃料ビジネスにおいて多くの要職を務めていました。

 また、田中 俊一氏が、アレン新社長の直属として、新会社の上級副社長に就任します。アレン氏と田中氏は東京を本拠地とし、その他のメンバーは、今後数週間以内に決定する予定です。

 東芝のグループ会社であるウェスチングハウス社は、世界の原子力発電分野でのリーディング・カンパニーであり、原子力発電用の機器と技術を世界中の電力会社に提供しています。現在、米国で稼働中の原子力発電所のうち6割が、また世界で稼働中の原子力発電所の4割以上はウェスチングハウス社の技術が基盤となっています。又、新規建設プラントでは、中国で4基、米国で6基のAP1000TMを受注しています。

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