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米国泌尿器科学会、夜間頻尿患者の死亡率が増加

ニュースリリース|米国泌尿器科学会|

 【メリーランド州リンシカム2009年5月6日】夜間頻尿患者、すなわち夜間に排尿のために2回以上起きる必要がある患者は、死亡のリスクが有意に高い可能性がある。第104回米国泌尿器科学会(AUA)年次総会で発表された研究によると、日本に住む高齢者のうち、夜間頻尿のある患者は、その他の住人と比較して死亡率が有意に高かった。

 研究者らは、70歳以上の住人788名を対象に、老年医学に関する包括的評価を実施し、夜間頻尿の発症頻度を測定した。夜間頻尿の有無で層別化した際の3 年生存率の差を、国民健康保険制度からのデータを用いて、評価した。年齢、性別、BMI、糖尿病、高血圧、冠動脈心疾患の病歴、腎症、アルコール消費、および精神安定剤、睡眠薬、または利尿薬の使用について、本モデルを調整して対照群に合わせた。

 AUA広報担当者のAnthony Y. Smith医学博士は、「夜間排尿は、必ずしも単なる加齢の問題ではありません。患者は、その原因となる可能性について担当医に尋ねるべきです。その原因は、非常に深刻なものも含むかもしれませんが、治療出来る可能性があります。」と述べた。

 ▽米国泌尿器科学会(AUA)について
 1902年創立。本拠地をメリーランド州ボルチモア近郊に置き、世界中に16,000名以上の会員を持つ泌尿器科医の専門組織。教育的な非営利団体として、会員および患者に向けてこの分野での最高水準の診療を目指すために、広範囲にわたる様々な活動を提供している。

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