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ABB、クウェートで4億米ドルの電力案件を受注

ニュースリリース|ABB スイス|

 【ABBグループ、2009年3月17日発表】電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABB(本社:スイス連邦・チューリッヒ)はこのほど、クウェートの送電系統を強化するための3件の新規変電所を4億米ドル相当でクウェート国電力・水省より受注しました。

 ABBは送電電圧を300kV(キロボルト)から400kVへと上げるための変電所の設計、供給、設置、テストそして現地調整を担当します。より高い電圧にすることにより、送電系統の信頼性を強め、増加する電力需要に対応するための能力を高めます。

 主要な部品は、ガス絶縁スイッチギヤ、大規模電力変圧器12基(400kV、765MVA)、低電圧補助システム、そしてネットワーク保護・制御装置です。プロジェクトは2011年完成の予定です。

 パワーシステム事業部の責任者、ピーター・ロイプは、「我々の技術力と世界的事業展開により、電力インフラの拡張、強化を世界中で行なうことができます。これらの変電所はクウェートの送電ネットワークを強化し、能力を高め、増大する需要への対応を支援します。また、エネルギー効率を高め、電力の質を向上させます。」と述べています。

 送電電圧を上げることにより、クウェートの送電系統を、既に400kVに移行している近隣の湾岸協力会議(GCC)諸国とつなげることができます。クウェート最初の400kV電圧の変電所は、GCC主導による湾岸諸国の連帯を高める取組みの一環として、やはりABBが建設したものです。

 変電所は、効率の高い送電と配電を促進し、同時に電力の保護や制御をする装置も備えています。ABBは世界各国で、最大電圧800kV、およそ1万もの変電所を納入しています。

 ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。

■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に120,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。

■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。

【本件に関するお問合わせ先】
ABB株式会社
所在地: 〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
担当 : 広報部 フランクリン・ワン(Franklin Wang)
E-MAIL: jpabb.communications@jp.abb.com
TEL  : 03-5784-6254
FAX  : 03-5784-6281

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