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マツダ 広島地区の産学官共同でITS公道実証実験を実施

ニュースリリース|自動車,マツダ|

 マツダ株式会社は、広島地区の産学官共同で、2008年1月下旬より約1ヵ月間、ITS車載器やドライブレコーダーを搭載した3台の実験車両にて公道を走行し、データの収集・分析を開始する。その後約50台のITS車載器を産学官関係者や一般ユーザーの車両に搭載し、さらに幅広いデータの収集・分析を行っていく。

 ITS(Intelligent Transport Systems)とは最先端の情報通信技術を用いることにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的に構築する新しい交通システムである。現在、交通事故のおよそ9割が、危険に対する認知・判断の誤り、すなわちドライバーのヒューマンエラーに起因するというデータがある。交通事故数を減少させるためには、歩行者や相手自動車も含めた、さらなる傷害低減技術の開発に加えて、ドライバーの危険予知をサポートし、事故そのものを回避するための取り組みが必要である。

 マツダは、クルマ単体でできる安全技術だけでなく、ドライバーが見落としがちな「死角に潜む危険」の認知支援を行う安全技術は社会的なインフラと協調しながら技術開発をすることが必要であると考え、広島地区における産学官共同によるITSの実証実験に参画する。

 マツダは、道路に設置されたセンサーやカメラなどから情報を受信しドライバーに情報提供をするインフラ協調安全運転支援システムの開発において、ITS 対応型ナビゲーションシステム(車載器)の開発およびナビ上で効果的な情報を提供するためのHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の開発を担当する。

 また、公道実証実験への参画に加え、2月26日から28日までの3日間、広島地区でのITSの取り組みの一環として、警察庁が推進しているUTMS協会(UTMS:Universal Traffic Management Society of Japan)主催のイベントに、ITS車載器を搭載した「マツダMPV」3台を供出し、一般参加者に対しITS体験試乗会を実施する。

 マツダは、2007年3月に策定した「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」において、より環境・安全に配慮したクルマこそ、マツダのクルマつくりの基本である“Zoom-Zoom”を実現するものと位置づけ、「安全技術」を事業の大きな柱の一つとして取り組んでいる。ITSの取り組みにおいても、ドライバーの認知支援を行う技術開発を推進することで、歩行者や自転車、その他の交通機関と共存できる交通環境のサステイナブルな未来と、安全技術に裏打ちされた「乗って楽しいクルマ」の実現を目指していく。

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