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マイクレルとZilog、サブシステムレベルのモジュール共同開発

ニュースリリース|マイクレル Zilog|

 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)と、コンスーマーおよび産業向けのエンベデッド ソリューションのリーダーであるZilog社 (NASDAQ: ZILG)は、26日、技術提携をすると発表した。この提携には、運動センサー、TV用リモコンおよび2地点間の有線ケーブルに置き換わるRF市場を対象にしたサブシステムレベルのモジュール製品が含まれる。マイクレル 社はZilog社にRFチップを提供し、マイクロコントローラとシステム・ソフトウェアを供給すると予想されている。

 マイクレル社のアナログ事業部 副社長のScott Wardは「マイクレル社とZilog社との技術的な相乗効果により、システムデザイナーが迅速かつ高い費用効率で、対象とする市場セグメントに参入できるような使い勝手の良いシングルボード・コンピューターソリューションを共同で開発することが可能になる。Zilog社は、産業用制御、リモコン、運動センサー/警報など、成長中の市場区分でよく知られており、これらの市場に向けた主要システム・ソフトウェアの知的所有権開発に成功してきた。彼らと一緒に仕事できることを当社は大変嬉しく思う」と述べる。

 Zilog社のワールドワイドセールス副社長Mike Speckman氏は「マイクレル社は、RF関連においてはRadioWireとQwikRadioの製品群で先駆けであり、マイクレルが開発してきたIC テクノロジーと、Z8 Encore!XP Flash Microcontrollers など、Zilog社のアプリケーション固有のソリューションが組み合わされれば、グローバル市場に向けて圧倒的なソリューションを提供できるだろう。また、製品の強力な相乗効果を持つマイクレル社と提携できることを喜んでいる。」と述べる。

 MICRF505 は、半二重で双方向性の RF リンクへの使用を意図した周波数シフトキーイング(FSK)トランシーバ向けのシングルチップである。多重チャンネルの FSK トランシーバは、UHF ラジオ機器を対象とし、北米連邦通信委員会(FCC) の部品15.247 と 249、ならびに欧州電気通信標準化協会(ETSI) の仕様、EN300 220に準拠している。真のシングルチップFSK トランシーバであるMICRF506は、無免許の433MHz ISM 帯域での作動を意図している。MICRF505は最高200kbpsのデータ転送速度で、低域UHF 帯域を対象とするマイクレル社のRadioWire 製品ファミリーの一つとして発売された。

 チップは自動車、警報、セキュリティ、テレメトリー、およびパーソナルエリア・ネットワーク(PAN) をターゲットとし、ガスや水道、電気のメーター、住宅・建築・セキュリティ用のモニター、産業用制御、ワイヤレスヘッドセットとスポーツ機器、リモートコントロール、ゲームパッドなど、広範なアプリケーションに使用可能。

 Z8 Encore! XP F1680 Microcontroller シリーズは、高度に統合化された低電圧/低電力の高性能8ビット・ミックストモードFlashマイクロコントローラでRFID リーダー、リモートコントロール、自動メーター読み取りなど、広範なRFソリューションでの使用を意図している。 Z8 Encore! XP Z81680 Microcontroller シリーズは memory-to-memory の算術的演算に関しeZ8 CPU コアに基づく20 MHz レジスターを基盤とし、回路内プログラミング性能に関し最大24 キロバイト のFlash メモリー 、最大2キロバイトのレジスターRAM 、256 バイトの EEPROM 性能、43.2 kHz から11 MHz までのプログラム可能な出力をもつ内部精密発振器、2つの LIN UARTやSPI、 I2Cなどの多重連続インターフェースを備えている。

 またこのシリーズは、1.8Vから3.6Vで低電力を実現し、ACTIVE、HALT および STOP モードの全てで低電流を実現し、また多くの節電機能を支援する。

 製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
 http://www.micrel.com/page.do?page=/product-info/products/micrf505.shtml
 http://www.micrel.com/page.do?page=/product-info/products/micrf506.shtml

 ▽マイクレル・セミコンダクタについて
 マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサーネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。

 本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。

 詳しい情報はhttp://www.micrel.jp/から入手可能。

 ▽Zilog社について
 Zilog 社は、アプリケーション固有の、チップへの埋め込みシステム(SoC) と安全なトランザクションのためのシングルボード・コンピューターソリューション、消費者電子製品および産業用アプリケーションのグローバルな供給業者で、リモコンとユニバーサルなIRデータベース・ソリューション業界の主導者。Zilog 社は、マイクロプロセッサーとマイクロコントローラ業界で数々の賞を受賞したアーキテクトというルーツから、生産準備を備えた特注のSoC ソリューションセットの第一人者へと発展した。Zilog 社の本社はカリフォルニア州サンノゼにあり、従業員は全世界で約500名、アジア、ヨーロッパ、北米に販売事務所を擁する。Zilog 社と製品に関する詳細は、http://www.zilog.com/ 。

 QwikRadio、RadioWireは、マイクレル社の登録商標。QwikRadio ICは、フロリダ州オーランドの AIT社との開発合意の下で開発された。

 Zilog社および Z8 Encore!XP® は、米国およびその他の国で、Zilog社の登録商標。
その他すべてのブランドもしくは製品名はそれぞれの所有者の資産。

<お問い合わせ先>
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
クイーンズタワーA 14F
担当 村井
TEL : 045-224-6616
FAX : 045-224-6716
E-mail :info14@micrel.co.jp
ホームページ: http://www.micrel.jp

Daniel Francisco
Zilog社フランシスコ・グループ
916-812-8814
dan@franciscogrp.com

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