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オムニビジョンのデジタルVGAカメラチップセンサー　【米国カリフォルニア州・サンタクララ、2008年10月20日】CMOSイメージセンサーの大手独立サプライヤー、オムニビジョン・テクノロジーズ（OmniVision Technologies, Inc.－ ナスダック：OVTI）は本日、同社の1/4インチのOV7710 デジタルVGAカメラチップセンサーが量産体制に入り、多数の大手自動車関連顧客向けに納品を開始したことを発表しました。高性能を誇るOV7710は、ディスプレイ付アプリケーションや信号処理アプリケーションを含む、一連の自動車用視覚システムに使用されます。

　「当社はOV7710により、昼夜いずれの視覚アプリケーションで比類ない性能を発揮する、単一チップのデジタル方式カメラを導入し、自動車用の製品ポートフォリオの多用途性を飛躍的に拡大しました。OV7710の高性能な特長により、大手の自動車システムメーカーやOEMから、当社の自動車用センサーについて非常に高い関心が寄せられています。機能性、動作、統合のシンプルさを備え完成したOV7710 は、まさに自動車業界のお客様が求めている特質です。」と、同社の製品マーケティング・シニアマネジャのInayat Khajashaは語っています。

　OV7710は、1秒間（フィート／秒）で最大30フレームを作動させる640 x 480画素のイメージアレイを搭載しているほか、後方視野や駐車支援カメラ用の画面上の基準フレームおよび誘導システムの操作を実行する、２つの静止画オーバーレイ機能も特長です。このセンサー技術は、FPN（固定パターンノイズ）の取消、スメア（白飛び）の軽減、およびブルーミングの大幅な軽減のために、複雑なアルゴリズムを使用しています。性能、品質、信頼性の点で、既存の自動車市場で求められる、あらゆる要件を満たした同製品は、マイナス40度からプラス105度の広範囲に渡る温度環境で作動が可能です。また、低消費電力、プログレッシブ・スキャン、外部フレーム同期機能（ジェンロック）、10ビットのRAWデータおよび8ビットのYUV/RGB出力サポートなどが、そのほかの特長です。

　なお、同製品は白黒バージョン（OV7211）にも対応しています。オムニビジョンの自動車用製品についての詳細は、ウエブサイト（www.ovt.com）をご参照ください。

　▽オムニビジョンについて
　オムニビジョン・テクノロジーズは、高性能の半導体イメージセンサーの設計・販売の大手企業です。同社のOmniPixel（R）、OmniPixel2（TM）、OmniPixel3（TM）、OmniPixel3-HS（TM）、およびOmniBSI（TM）の技術を採用したCameraChip（TM）は、携帯電話、ノート型パソコン、セキュリティ監視システム、デジタルスチルカメラ、自動車用および医療用画像処理システム、双方向ビデオゲームなど、家庭用および業務用機器の量産市場に向け、高度に集積化されたシングルチップCMOSイメージセンサーです。詳細はウエブサイト（www.ovt.com）をご参照ください。

　OmniVision®およびOmniPixel（R）は、オムニビジョン・テクノロジーズ（OmniVision Technologies, Inc.）の登録商標です。オムニビジョンのロゴ、CameraChip（TM）、OmniPixel2（TM）、 OmniPixel3（TM）、OmniPixel3-HS（TM）、およびOmniBSI（TM）は、オムニビジョン・テクノロジーズの商標です。その他の商標は各所有者に帰属します。

［ 2008.10.24 金曜日 15:32   テクノロジー・半導体 ］

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