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メディネット、レギュラトリーT細胞に対するモノクローナル抗体を取得

ニュースリリース|レギュラトリーT細胞|

 メディネットは、かねてより行なってまいりました「レギュラトリーT細胞を標的とした免疫抑制解除法の確立」に係る研究において、レギュラトリーT細胞(以下、Treg)の免疫抑制解除が期待されるモノクローナル抗体を取得いたしました。

 メディネットは、コア事業である免疫細胞療法総合支援サービスを通じてT細胞や樹状細胞といった免疫細胞の機能を活用した細胞治療技術を医療機関に提供する一方で、がん免疫療法の進歩に向けて基礎研究を行っております。その一つとして、がんの局所における免疫抑制状態の解除を目指した研究を進めており、特に免疫細胞の働きを抑制する調節型免疫細胞の一種であるTregを標的とした免疫抑制解除法の確立については、平成17年9月から平成20年3月まで独立行政法人科学技術振興機構(JST)の革新技術開発研究事業にも採択され、研究を推進してまいりました。

 がん病巣にはがんの影響による免疫抑制状態が存在し、この問題の解決はがん免疫療法の大きな改善につながります。免疫抑制状態に関与しているTregは、主に自己免疫疾患等に関係するnaturally occurring Tregと、腫瘍免疫に関係するinduced Treg(以下、iTreg)の2種類に大きく分類されます。メディネットは、これまでの実験・研究を通じて、ヒトiTreg特異的と思われる細胞表面分子を同定し、それに対するモノクローナル抗体を取得することができました。ヒトiTregに対するモノクローナル抗体の取得は世界でも初のことであります。

 これまでの研究を通じ、本モノクロナール抗体が、前駆細胞からiTregへの分化を阻害することによって免疫抑制の成立を阻害することが確認されております。また、本モノクロナール抗体を用いて末梢血中に存在しているiTregをリンパ球の集団から除去すると、リンパ球の増殖、サイトカイン生産及びがん細胞障害活性等が亢進することも確認されています。

 これらのことから、今般取得したモノクローナル抗体を用いることで、免疫療法の効果を高める新たな治療法の開発が期待されます。

 今後、メディネットは、この抗体を基にヒト化抗体を取得し、がん治療薬や末梢血リンパ球からiTregを除去するデバイス、試薬等の開発ならびに、それらと免疫細胞治療技術等との組み合わせによる次世代免疫細胞療法の確立を目指し、早期の実用化に向けた研究開発を推進してまいります。

 尚、本件の平成21年9月期業績に与える影響は軽微であります。

[この件に関するお問い合わせ先]
 株式会社メディネット 広報グループ
 TEL: 045-478-0041
e-mail: ir@medinet-inc.co.jp

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