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　IRコミュニケーション支援の株式会社エーツーメディア(所在地：東京都港区、代表取締役社長：永山 均、URL： http://www.a2media.co.jp )は、個人投資家と上場企業を繋ぐコミュニケーションツールであるe-株主リサーチを使った個人投資家モニターアンケートを実施しています。アンケートの結果ダイジェストは以下の通りです。

　原材料費高騰や米国のサブプライムローン問題等に端を発する、日米欧経済の停滞、後退基調のなか、日本企業の業績に対する個人投資家の眼にさらに厳しさが増してきている。フリーアンサーでは株主総会における形式的な総会進行・質疑応答に対する「不満」のコメントが目立った。

＜ 調査結果概要 ＞
　■ 株主総会に参加してみたいと考える株主が8割強、参加経験者は全体の約5割
　株主総会に参加したいと思ったことがあるか尋ねたところ、85％が参加したいと思ったことがあると考えていた。しかしながら、参加経験者は47％であり、半数以上が参加未経験であった。参加経験者に対して参加理由を尋ねたところ、「株主総会に興味があった」(48％)、「経営陣の資質を見るよい機会」(44％)、「参加者特典・イベント」(44％)が多く選ばれた。参加未経験者の不参加理由としては、「開催地が遠い」(60％)、「開催日時が合わない」(52％)の順となった。参加・不参加の理由は昨年と同様の結果となった。総会未経験者に対して総会以外での接触機会を増やして欲しいか尋ねたところ、約7割が増やして欲しいと回答した。

　■ 株主総会では約5割が満足感を得ている
　株主総会参加経験者に満足度を尋ねたところ、「ある程度満足した」(40％)、「普通」(30％)の2つが多く選ばれた。続いて「あまり満足できなかった」(12％)、「満足した」(8％)の順。「ある程度満足した」と「満足した」を合わせると約5割が満足感を得ていることがわかった。満足・不満足の理由をフリーアンサーで尋ねたところ、不満を感じている方ほど記入率が高い傾向にあり、不満意見では、「シャンシャン総会」、「お土産なし」、「質疑応答」への意見が多くみられた。特に質疑応答の際の、回答の曖昧さや、質疑を聞く姿勢について不満のコメントが目立った。また、質疑を行う側に対する意見として、利己的・個人的な質疑に終始してしまうことへの不満の声も見受けられた。

　■ 議決権行使は「議案内容によっては重要」、7割の個人株主が議決権を行使
　議決権行使について尋ねたところ、約9割が重要(「重要」(38％)、「議案内容によっては重要」(54％))と回答した。過去1年以内での議決権行使状況を尋ねたところ、7割以上が議決権を行使しており、その方法は、「議決権行使書を返送した」(46％)、「総会会場で意思を示した」(18％)、「電子投票をした」(9％)の順となった。議決権行使の重要度別に行使状況をみたところ、「重要」、「議案内容によっては重要」との回答者では「議決権行使書を返送した(それぞれ、57％、41％)」が最も多いが、「重要ではない」との回答者では、半数以上(53％)が「議決権を行使していない」と回答している。また、議決権行使への意識の変化について尋ねたところ、変化が「ある」(37％)、「ない」(63％)と、意識の変化はないとの回答が多くなった。議決権行使の重要度別で見ると、「重要」との回答者においては、変化が「ある」(46％)と割合が多くなっていることが分かった。

　■ 株主総会におけるビジュアル化は「理解促進に繋がっている」
　株主総会における映像等の使用(ビジュアル化)について評価を尋ねたところ、「理解促進に繋がっている」(65％)と約3分の2の回答者が高評価をしていた。また、総会に期待していることは、「お土産」(38％)、「会社の状況報告」(30％)、「経営陣に会える」(16％)の順となった。男女別にみると、男性に比べ女性では「お土産」が多く選ばれていることが分かった(男性35％、女性50％)。また、総会の第2部的な位置づけとして参加したいイベントを尋ねたところ、「会社・工場等の見学」(52％)、「会食等による懇親会」(29％)の2つが多く選ばれた。

結果はこちら、 http://www.a2media.co.jp/e_kabunushi/release.html

＜ 調査概要 ＞
調査方法　　：インターネットを利用したアンケートリサーチ
調査対象者　：株式会社エーツーメディアのe-株主リサーチモニター会員
調査期間　　：2008年7月10日～2008年7月22日
集計回答人数：3,292人
質問項目
1.性別、2.年齢、3.職業、4.個人年収、5.投資資金、6.株式投資歴、
7.保有銘柄数、8.投資スタイル、9.株主総会への参加意思、10.株主総会参加経験
11.2008年6月開催の総会への参加状況、12.出席理由、13.満足度、
14.満足度の理由、15.欠席の理由、16.総会以外の接触機会、17.接触方法、
18.1年以内の議決権行使状況、19.議決権行使の重要度、
20.議決権行使への意識変化、21.総会施策への評価、22.総会に期待すること、
23.総会第2部参加したいイベント、24.総会後欲しい資料、25.召集通知を読む？

＜ e-株主リサーチモニター属性 ＞
母集団属性
性別：男性76％、女性24％
年代：29歳以下3％、30代26％、40代28％、50代21％、60代16％、70歳以上6％
職業：会社員45％、会社役員5％、公務員・非営利団体職員10％、自営業9％、
　　　パート・アルバイト・フリーター4％、専業主婦11％、学生1％、
　　　無職・定年退職13％、その他3％

＜ e-株主リサーチについて ＞
株式会社エーツーメディアが実施する個人株主を対象としたインターネット調査。次の3つのサービスを提供。

1. e-株主リサーチ
上場会社が主に本決算、中間決算期に個人株主向けに配布する年次報告書内にてアンケート告知を行い、インターネットサイトに誘導し回答するシステム(携帯電話でも回答可能)。IR担当者はリアルタイムで回答状況を把握可能。また自社の結果だけではなく、同時期に実施している他社との結果比較も可能。従来までのはがきを利用した株主向けのアンケートに比べ、集計時間やコストにおいて劇的なスピードアップとコストダウンを実現。現在、一部上場会社を含む約300社、延べ実施数約750社の利用実績あり。

2. e-株主モニターアンケート
e-株主リサーチ回答者に対してモニター会員案内を行い、現在約11,500名(2008年7月31日現在)が登録中。時事問題やトレンドをテーマに、個人投資家モニターの考え方や意見について定期的に調査を実施中。個人株主の実態や企業のIR活動への要望などを分析し、個人株主と上場企業のコミュニケーションの円滑化を図っていきます。

3. e-株主フェア
オンラインで実施する個人投資家向け会社説明会です。e-株主リサーチモニターを中心に来場案内を行いますので、投資経験豊富な個人投資家に自社をアピールすることが可能です。また、会社説明閲覧後のアンケートにより、個人投資家のホットな声を直接聞くことができます。個人投資家コミュニケーションの場としてご活用いただけるサービスです。詳細は下記お問い合わせ窓口まで。

【株式会社エーツーメディアについて】
会社名　： 株式会社エーツーメディア
所在地　： 東京都港区西新橋3-3-1　西新橋TSビル7F
設立日　： 2002年8月8日
資本金　： 6,230万円
代表者　： 代表取締役社長　永山 均
URL　　 ： http://www.a2media.co.jp
事業内容： IR企画・制作、年次報告書・アニュアルレポート・会社案内作成、
　　　　　 IRサイト・コーポレートサイト構築、映像メディア作成、事業会社
　　　　　 向けインターネットマーケティング、コンサルティング

株式会社エーツーメディアは、ディスクロージャービジネスの大手、株式会社プロネクサスのグループ会社とてEnhanced IRを企業理念にIR活動を支援しています。Enhanced IRとは、さまざまなマーケティング手法を駆使し、IR活動の領域を広げることで、顧客企業の投資家を中心にステークホルダーへのプレゼンスを改善・向上していこうという考えです。株式会社エーツーメディアは、e-株主リサーチやe-株主モニターアンケートの結果と、多方面からの情報を連動させ、独自の知的アセットを構築し、市場の求めるメディアのあり方を模索していきます。

■本件に関するお問い合わせ先
調査結果、独自調査実施に関して
e-株主リサーチ事務局
担当　： 清水
E-MAIL： e-kabunushi@a2media.co.jp
TEL　 ： 03-5777-3265
FAX　 ： 03-5777-3097

［ 2008.08.26 火曜日 11:10   調査・報告 ］

　ここで掲載されている記事は、企業や団体、機関などのプレスリリースを、弊紙仕様の表記に替えることを除いてほぼ原文のまま公開しています。この記事に関する問い合わせ、ご質問はそれぞれの発表者にご連絡下さい。

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