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　本日、シービー・リチャードエリス株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役社長兼ＣＥＯ：秋山 隆英）は２００８年７月時点の三大都市における空室率・平均募集賃料の速報データを発表しました。それによると、三大都市の空室率は上昇基調が続いていましたが、ここにきて横ばいまたは若干の低下がみられるなど、２００８年７月時点のマーケットは空室率上昇傾向に一服感がみられます。

　東京主要５区では、対前月比０．２ポイント低下の２．１％と、２００７年８月期以来、約１年ぶりの低下となりました。空室率低下の要因の一つとして、最近では一部の高額賃料水準ビルで賃貸条件に対して柔軟な対応を示すビルオーナーが増え始め、その結果、まとまった面積規模でテナントが入居したケースがみられたことが挙げられます。

　大阪市は、６月期から横ばいの６．１％となりました。空室を大幅に減少させたビルがある一方、空室が顕在化するビルもみられ、Ａクラス・Ｓクラスビルともにプラスとマイナスの動きが交錯したマーケットとなりました。

　名古屋市では、対前月比０．２ポイント低下の７．２％と、２００７年１２月期以来の低下となりました。官公庁の移転や統合により、まとまった面積の空室が解消されたことが、今期の空室率低下の要因となっています。

　各都市の空室率・募集賃料の詳細は、

　当社ホームページ（http://www.cbre.co.jp/)
　共同PRワイヤーのホームページ（http://prw.kyodonews.jp/）

　にて、掲載されております当社プレスリリース内添付資料をご覧ください。

　※Aクラス・Sクラスビルは、地域ごとに規模・認知度等の当社基準により分類したもの。

　▽CB Richard Ellis（シービー・リチャードエリス）について
　シービー・リチャードエリスグループ（NYSE：CBG）は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ロサンゼルスに本社を構える、世界最大の事業用不動産サービス会社です（2007 年の収入ベース）。29,000 人以上の従業員*を擁する当社は、世界300ヵ所以上の拠点（系列会社および提携先は除く）を通して、不動産オーナー、投資家、テナントに対し、サービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の仲介、戦略的アドバイザリー、コーポレイトサービス、ファシリティマネジメント、プロパティマネジメント、プロジェクトマネジメント、住宅金融、不動産鑑定評価、調査・コンサルティングを主要業務としています。シービー・リチャードエリスはビジネスウイーク誌の「ベスト・イン・クラス」50社に選ばれた唯一の事業用不動産サービス企業であり、フォーチュン誌による「最も成長している企業100」の中の一つにも選出されています。詳細につきましては日本国内ホームページwww.cbre.co.jp をご覧ください。

　▽株式会社生駒データサービスシステムについて
　1987年創立の株式会社生駒データサービスシステム（シービー・リチャードエリス株式会社の100％出資による子会社）は、国内最大級の事業用不動産データベースを保有し、全国のオフィス・物流施設の賃貸条件やテナント誘致などのマーケット調査を行っています。また、20年以上にわたり空室率・賃料水準などの指標公表（例：「オフィスマーケットレポート」年4回、「ウェアハウスマーケットレポート」年2回）や年鑑「不動産白書」・「オフィスマーケット中期予測」を発行するなど、日本国内における事業用不動産のリサーチ・コンサルティングサービスを提供しています。

【本リリースに関するお問合せ】
シービー・リチャードエリス株式会社　コーポレートコミュニケーション部
担当　：　リンツ　ダニエル
〒105-0013　東京都港区浜松町2-2-12　JEI浜松町ビル
TEL：03-5470-8718 / FAX：03-5470-8755
e-mail:daniel.lintz@cbre.co.jp URL:http://www.cbre.co.jp

［ 2008.08.05 火曜日 14:23   調査・報告 ］

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